今週の見通し…日柄調整入りの可能性もNY市場に注視
史上最高値更新に挑戦のNY市場に要注意 今週は大きな山場
先週は指摘した通りのレンジ相場に終始した。総合指数は8000ペソ乗せを果たしたもののSAKATA3本足の転換線(赤)に跳ね返された格好だ。
今週もテクニカル的には転換線(赤)と基準線(黒)の間で終始しそうだが、レンジ入り8週目となるため、日柄調整の進捗状況を試す動きが出る可能性が高い。具体的には現在の抵抗線となっている転換線を上抜け、上雲とフシ目2が重なる8200ペソラインに調整するとみられる。
ただ、気になるのがNY市場。ダウが史上最高値に接近しており、ここでこけると、トリプル天井形成のパターンとなるからだ。高値圏にあるだけに悪材料に過敏に反応しやすいので、慎重に見極めたい。
【12/7(土)開催】
従来の分散投資で資産を守れるのか?新時代の富裕層が実践する
金融大国「シンガポール」や「フィリピン永住権」を活用した新・資産防衛法
今週の注目銘柄/DD…18年12月期は好決算に期待
DoubleDragonProperties Corp.(DD)
【投資力データ】
【銘柄概要】
商業、住宅および公共・民間提携プロジェクトに注力する不動産開発会社。傘下にJollibee Foods Corporationを持つ。
【注目材料】
8番目のオフィス物件であるOrtigasCenterにあるJollibee Towerをオープン。59,365平方メートルの賃貸可能面積を誇る、プレミアムグレードの41階建ての商業用およびオフィス用タワーで、これにより年間6億3,180万ペソの増収効果を期待できる。
【投資戦略】
投資力ポイント、PVRは18年9月期ベースでほぼ平均並みだが、これから発表される12月期決算で高い利益成長が見込めるため、一気にバリュー感の出る可能性が高い。上ヒゲがちょとちょろと出ており、上抜けは追撃の一手になるチャートパターンを描いている。
【12/7(土)開催】
従来の分散投資で資産を守れるのか?新時代の富裕層が実践する
金融大国「シンガポール」や「フィリピン永住権」を活用した新・資産防衛法