「彼ってウザい」…あいまいな日本語表現を英語で伝えるには?

今回は、日本語のあいまいな表現をいかに具体的な英語に言い換えるかということについて見ていきます。※本連載は、株式会社フェリシオンジャパン代表・奥村美里氏の著書『たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール』(かんき出版)より一部を抜粋し、どんな相手とでも英語で会話ができるように、「大人のための5歳児英語の基本の6つのルール」とその秘訣を紹介します。

日本語の「あいまいな表現」を英語で伝えるには?

 ルール4   あいまいな表現は具体的にする

 

[図表]

イラスト:松本麻希

 

日本語では非常に多い「あいまいな表現」、英語でも同じような感覚で伝えようとしていませんか?

 

同じ文化・社会的背景を共有している日本人同士だから通じることでも、それらがまったく異なる相手には通じません。

 

表現があいまいだと、誤解されることが多々あります。

 

たとえば、「この前のお店、なんかいい感じだったよね」という文章。

 

「この前の」「なんか」「いい感じ」・・・。

 

日本語ではよくある会話ですが、いわゆる「あいまい言葉」のオンパレードですね。

 

英語は明快さを求められる言語ですから、あいまいなことを言うと伝わりませんし、相手は何がいいたいのかわからず、困惑してしまうかもしれません。

 

また、あいまいな日本語を英語に言い変えるのは非常にむずかしい作業です。

 

大切なのは、とにかく具体的に伝えること。

 

上記の例でいうと、具体的にすべき箇所は次のとおりです。

 

・「この前の」は「いつ」なのか?

・「なんのお店」なのか?

・「なんか」はどういう意味なのか?

・「いい感じ」とは、具体的にどういうことなのか?

 

これらを具体的に表現してみましょう。

 

1つひとつを詳しく説明すると、たとえば、次のように言い表せます。

 

「先週の水曜にランチしたイタリアンレストラン、パスタがおいしかった。もう一度行きたいな」

 

ずいぶんわかりやすくなりましたね。ここまでわかりやすくすると英語にもしやすいです。

 

具体的にする作業は、「そもそも何が言いたいのか」を考えることでもあります。自分なりに頭の中を整理する必要があるわけです。

言葉の背景・理由を考え、相手が理解できる文章を作る

では、練習してみましょう。

 

・彼ってウザいけど、なんか憎めない。

 

 ヒント 

 

いったいどうウザいのか? どんなふうに憎めないのか。「ウザい」にぴったり当てはまる英単語はありませんし、日本でも人によって解釈の仕方が違います。

 

また「憎めない」は「嫌いではない」レベルなのか「少し好き」レベルなのか、これもあいまいな表現ですね。ここでは「ウザい部分」・「憎めない部分」の中身をあなたなりに考えて具体的にあらわしてみましょう。

 

自分なりの理由や背景を考えたうえで英文をつくるとすると、たとえば、次のようになります。

 

答え
彼は人の話を聞かない。でも面白いから嫌いではない。
He doesn't listen to me. But he is funny, so I like him.

 

「ウザい」や「憎めない」の背景にある理由を、「●●だから好き・嫌い」というように具体的に示せると明確になり、説得力が増しますね。嫌いではない、はI dislike him.としてもいいのですが、7割で考えると上記のようにI like him.とシンプルにしてもOKですよね。

 

英語で話す際は、「相手が推測してくれるだろう」「なんとなく伝わるはずだ」といった相手への期待は捨てましょう。

 

相手に理解してほしかったら、相手が理解しやすいような表現を心がける!

 

これは英語だけでなく、すべてのコミュニケーションに通じるポイントかもしれませんね。

 

 Point 

具体的にする作業は、自分の頭の中を整理するチャンス!

 

 

奥村 美里

株式会社フェリシオンジャパン代表

 

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株式会社フェリシオンジャパン代表

株式会社フェリシオンジャパン代表。英語講師、英語コーチ、元通訳者。愛媛県出身、早稲田大学商学部卒。NLPマスタープラクティショナー。小さいころから海外に住むことにあこがれ、大学在学中に1年間、アメリカ留学をする。大学卒業後は、専門商社で海外営業を数年経験した後、モスクワに駐在。帰国後に、株式会社フェリシオンジャパンを設立し、独立。

著者紹介

連載たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール

イラスト:松本麻希

たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール

たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール

奥村 美里

かんき出版

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