5分間の蓄積で英語習得!人生を変える「スキマ時間」学習法

今回は、英語学習における「スキマ時間」の有効活用術を紹介します。※本連載は、株式会社G-net代表取締役で特定非営利活動法人留学協会認定海外留学アドバイザーの本多正治氏の著書、『たった3ヵ月で人生が変わる ”復習オンリー”英語勉強法』から一部を抜粋し、効果的な英語の勉強方法について解説します。

いちばんスキマ時間が生まれやすいのは「移動中」

英語の習得にいちばん大事なことは「時間の確保」です。「どれだけ自分の時間を英語に投資できたか」ということなんです。時間をかければかけるほど、英語は上達していくからです。

 

僕の塾でも、週に何回も勉強しに来ている生徒は、やはり成績が伸びます。週1回の子より、週3回、週4回通う子のほうが、圧倒的に点数が上がります。勉強しに来れば来るほど、やっぱり伸びていくんです。

 

楽天の三木谷浩史社長が著書『たかが英語!』(講談社)で、日本人が英語を習得するのにかかる時間は1000時間という定義をされていました。

 

1日2時間勉強すれば、1年ちょっとで1000時間になります。僕は「毎日3時間」を推奨しますが、忙しい日々の中でも2時間の勉強時間なら取れるのではないでしょうか? 毎日のちょっとした工夫で、案外、時間はつくれるものです。英語は時間の投資で必ず上達します。

 

自分の時間を上手に使って、英語に投資していきましょう!

 

「まとまった時間が取れたら勉強しよう」と思っても、そんな日は永遠に来ません。そもそも人間は、睡眠時間という「まとまった時間」を確保しないと身体が持ちません。それ以上にまとまった時間を取ることは、そうそう簡単ではありません。

 

 

「平日は無理だから週末に」と思っても、週末は週末で何かと慌ただしいのが現実です。かえって勉強の時間は取りづらかったりもします。

 

こうなったら、「まとまった時間がないと勉強できない」という発想を切り替えましょう。実は、英語の勉強なんて5分もあればできます。たったの5分間が、思いっきり勉強の時間に使えるんです。英語をマスターしたいなら、スキマ時間を最大限に活用することです。

 

仕事をしている人にとって、いちばんスキマ時間が生まれやすいのは移動中ではないでしょうか。電車に乗っていると多くの人が携帯を触っています。ネットニュースを確認したり、メールのチェックをしたり、今はスマホだけで完結する仕事も増えていますから、こうした使い方なら時間の有効活用といえるでしょう。

事前に「スキマ時間の勉強メニュー」を決めておく

でも、常にスマホを手にしていると、ついついFacebookを見たり、ゲームをしたりしてしまいませんか? それは完全に時間の浪費です。そんなヒマがあったら、英語の勉強に使ったほうがいいのです。電車に乗っている時間は絶好のスキマ時間です。

 

混み合った車内でもできる勉強はたくさんあります。単語帳を携帯のアプリに入れておけば、座れなくても片手だけの操作で語彙力アップに取り組めます。単語は移動中のようなスキマ時間に復習するのがピッタリです。

 

1語ずつにかかる時間はほんのわずかですから、ごく短いスキマ時間でも区切りがつけやすいのも便利です。文法問題や長文などの勉強だと、まだ解いている途中で目的の駅に着いてしまったりするかもしれません。その点、すぐに始めてすぐにパッと終わらせられる単語学習は、スキマ時間の勉強メニューとして最適です。

 

電車に乗っている時間以外にも、日常生活の中で5分程度のスキマ時間ならたくさんあります。僕は5分あれば、必ず何かしら勉強します。それを繰り返していくと、いつでもすぐに勉強するという習慣が身につきます。長い目で見ると、その積み重ねが大きな差となります。

 

最初は5分間を取る時間帯がバラバラなんですが、だんだんと同じようなタイミングで勉強するようになっていきます。自分の生活パターンなんて、だいたい決まっているものです。

 

こんなふうに考えていくと、片道30分とか1時間とかの通勤時間は、むしろ「まとまった時間」に思えてきます。スキマ時間を最大限に活用するコツは、勉強メニューをあらかじめ決めておくことです。「電車ではスマホで単語を復習する」「カフェでの待ち合わせでは参考書で勉強する」といった具合です。

 

勉強メニューはスキマ時間の長さごとに決めても構いません。「5分以内なら単語の復習」「15分あるなら、TOEICのリーディングを1題解く」など。「さて、何をしようかな?」と迷うスキを自分に与えないことです。スキマ時間なんて、あっという間に消え去ってしまいますから、いつでもパッと始められて、すぐにキリがよく終わらせられるような勉強メニューをいくつか用意しておきましょう。

 

僕は毎朝1時間英語の勉強をし、日中のスキマ時間には、朝の勉強の復習をしています。問題集を朝2ページ進めたとすると、その2ページを日中のどこかで必ず復習するようにしているのです。その日のうちに復習して、しっかり理解することで、翌朝は心置きなく次のページに進めます。

 

スキマ時間でできることは、まとまった時間ではやりません。まとまった時間でしかできないことを、スキマ時間でやろうとしても無理が出て長続きしないからです。スキマ時間には、あくまでスキマ時間に取り組みやすいことに限定しましょう。

 

このようにスキマ時間を使うと、どれくらいの時間が確保できるでしょうか?1回のスキマ時間を5分間として、「午前中に2回、昼間2回、夜に2回」の時間が取れれば、1日あたり5分×6回=30分です。

 

1日30分間のスキマ時間があれば、1週間の平日だけで「30分×5回=150分(2時間半)」、1カ月では「2時間半×4週=10時間」となります。すると、年間120時間もの勉強時間が確保できます。この時間を生かすかどうかが大きな違いを生みます。

 

1日の中で5分のスキマ時間は結構あるものです。何気なくボーッとやり過ごしている時間がないか、真剣に見直してみましょう。

 

 

本多 正治

株式会社G-net 代表取締役

 

株式会社G-net 代表取締役

1971年、神戸市生まれ。
BBT大学大学院修了(MBA)
特定非営利活動法人留学協会認定 海外留学アドバイザー 広島WAOJE会長
大学卒業後、住宅設備メーカー(東証一部)に10年間勤務。1000万円の資金を貯め、全国展開する学習塾のフランチャイズに加盟し独立を果たす。さまざまな研修に参加しながら理念・ビジョン・マネジメント手法を磨き上げ、学習塾は9教室まで拡大。
2011 年より留学エージェントを立ち上げ、マンツーマンレッスン中心のフィリピン・セブ島へ送客開始。2013年には、セブ島に「First English Global College」を開校する。「英語力ゼロ」だった自身も勉強を開始。その後、わずか2年でビジネス・ブレイクスルー(BBT)大学大学院でMBAを取得。2016年から本格挑戦したTOEICでは、「過去問の復習」に重点を置く40歳からの勉強法が奏功し、2週間勉強しただけで760点を獲得した。
持論である「英語は続ける仕組みが最も大切」の通りに、ティーチャーが固定で、勉強を継続できる仕組みである「プライベート・オンライン」を提供している。一方で、世界中を移動しながら学生から年配者に至るまでの「夢の創造と実現」を支援している。
●公式ブログ http://www.firstenglish.jp/wp/
● First English Global College http://www.firstenglish.jp/

著者紹介

連載たった3カ月で人生が変わる "復習オンリー"英語勉強法

 

たった3カ月で人生が変わる "復習オンリー"英語勉強法

たった3カ月で人生が変わる "復習オンリー"英語勉強法

本多 正治

合同フォレスト

時間がない社会人向けの新・英語学習バイブル! 経営者として仕事をしながらですから、時間がありません。 そこで、学習塾経営で学んだ勉強法を英語の学習でも取り入れてみました。 すると、「英語力ゼロ」だった僕が国内…

 

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