今回は、オンライン英会話のメリットと活用術を見ていきます。※本連載は、株式会社G-net代表取締役で特定非営利活動法人留学協会認定海外留学アドバイザーの本多正治氏の著書、『たった3カ月で人生が変わる "復習オンリー"英語勉強法』から一部を抜粋し、忙しい日本人に最適な英語の学習法を紹介します。

オンライン英会話は「英語のアウトプット」に最適

近頃はオンライン英会話も人気です。通学型の英会話教室より料金が安上がりなことが多い上、何といっても、自宅から一歩も出ないでレッスンを受けられるのですから、本当に便利な世の中になったものです。

 

英語の習得にはアウトプットの練習が欠かせません。単語や文法を覚えたりと一生懸命インプットしても、それを使ってアウトプットする訓練をしないと身につかないのです。英語はあくまでもコミュニケーション・ツールですから。

 

でも、日本で暮らしていると、普段の生活の中で英語を話す機会はなかなかありません。インプットの勉強は自分でできるとしても、アウトプットは相手がいないとできません。そんなときこそ、オンライン英会話の出番。通学型の英会話教室でマンツーマンのレッスンを受講しようとすると、かなり高額になりますが、オンラインは手頃な価格であることが多く、アウトプットの量をこなすのにピッタリです。

 

ちなみに僕は、フィリピン人の先生とマンツーマンで、インターネットのSkypeで話すオンラインレッスンを受けていました。月額4000円ほどとかなり安上がりです。懐を心配することなく、思う存分レッスンできました。

 

低価格でアウトプットしやすいオンライン英会話ですが、大きな落とし穴もあります。実は、きちんと継続できる人はほんのわずかなんです。ある調査によれば、オンライン英会話に申し込んだ人のうち、6割近い人が1カ月以内に、8割以上の人が3カ月以内にやめてしまっています。英語力は週に1〜2回やったところで、決して伸びません。日々の継続が本当に大切なのです。

 

申し込んでしばらくは、はりきって毎日レッスンを受けたとしても、少しでも忙しくなった途端に2〜3日おきに、週に1回だけに、やがて月に1〜2回というペースになってしまいがち。たまにしか受講しないのが当たり前になってしまいます。せっかく申し込んだのに、実にもったいない話です。

スケジュールの固定が勉強継続のコツ

便利なはずのオンライン英会話が続かないのはなぜでしょう? 僕は2つの要因があると思っています。

 

1つ目は、多くの場合、スケジュールが固定でないことです。ほとんどのオンライン英会話では1〜2コマ先までしか予約できません。その都度予約をしないといけない仕組みでは、都合のいい時間はもう予約がいっぱい、ということも起こりやすく、それが継続の妨げになります。

 

オンライン英会話は、「空き時間にいつでも英会話レッスンができます!」といううたい文句だったりしますが、常に空き時間を見つけては予約し続けるというのは、相当に根気のいる作業です。小まめに予約を入れるのが億劫になって、結局やめてしまう人がほとんどなんです。

 

僕の場合、フィリピンと日本を頻繁に行き来するなど移動が多く、日々のスケジュールは流動的です。そんな中で、空き時間を見つけて小まめに予約を入れるなんて、とてもできません。だからこそ、時間を固定化しつつ1週間分の予約をできるスクールを選んでいました。

 

2つ目の要因は、担当の先生が決まっていないことです。多くのオンライン英会話は、大勢の先生から受講生が自分で選ぶ仕組みです。最初は、どの先生がいいのか分かりませんから、プロフィールを見てよさそうな先生を適当に選んでレッスンを始めることになります。何度も受講していくうちに、相性のいい先生が見つかったとしても、人気のある先生だと予約がいっぱいだったりします。

 

では、予約が取りやすくて教え方も合う先生は? と探していくと、もうそれだけで疲れてしまって、やる気をなくす。こんなことが起こりやすいのが多くのオンライン英会話の仕組みです。

 

そもそも英語の勉強は、同じ時間に同じ内容をコツコツとやるのが鉄則です。しかも、同じ先生に継続的に見てもらうことが上達への近道です。同じ先生に教わるメリットは、何といっても自分のレベルや弱点を把握してくれているので効果的に学習できること。弱点補強に役立つ宿題も出してくれるでしょう。

 

強いてデメリットを挙げれば、だんだん慣れてくるので、発音が多少悪くても理解してくれるようになってしまうことでしょうか。でも、いい先生であれば、悪い発音は必ず注意してくれるはずです。

 

一方、毎回違う先生に教わるデメリットはバカになりません。毎回自己紹介から入り、通りいっぺんの当たり障りのない会話をすることになりますから、英語で言える範囲が一向に広がりません。自分が知っている単語を並べているうちに、あっという間に1レッスン終わってしまいます。毎回ランダムな曜日や時間帯に予約をし、そのときに空いている先生に教わる形式では、あまり大きな効果は期待できません。

 

こうした点を考慮に入れて、「ファーストイングリッシュ」では、まったく新しいタイプのオンライン英会話を始めることにしました。特徴は次の3つです。

 

①時間が決まっていること

②先生が毎回同じ

③レッスン時間は50分間

 

受講時間を固定化すること、同じ先生に教わるメリットはこれまでお伝えしてきたとおりです。

 

もう一つの特徴として、1レッスンを50分間にしました。多くのオンライン英会話は、1コマ25分ですが、僕の経験上、これでは圧倒的に足りません。「さあ、これから深めていこう!」というところでレッスン終了です。

 

小学校の授業でも、45〜50分の学校が多いのではないでしょうか。やはり50分くらいが最も効果的です。50分間でも集中していたらあっという間に終わってしまいます。

 

英語力がなかなか伸びないと言っている人は、勉強時間が圧倒的に少ないこと。たとえ25分間のオンラインレッスンを毎日受けたとしても、年間にして約152時間(25分×365日=9125分)にしかなりません。1レッスン25分のオンライン英会話では、英語の習得に必要な「量」を稼ぐことができないのです。

 

「ファーストイングリッシュ」の「進化形」オンライン英会話で継続的にレッスンを受ければ、確実に英語が話せるようになります。できれば毎日、最低でも週に4〜5日は受講するスケジュールを組んでほしいところです。

 

この仕組みを開発するにあたり、僕が「実験台」となって久しぶりにオンラインレッスンを受けてみました。僕の場合は、月〜土曜日までの毎朝6時から50分間のレッスンにしています。こうしてスケジュールを固定してしまうと、勉強を習慣化するのが本当にラクですが、そういう状況をつくり出すのが、多くのオンライン英会話では困難なのです。

 

もちろん早朝でなくても構いません。月〜金曜日は仕事のお昼休み、土曜と日曜は夕方、といったスケジュールが好都合の人もいるでしょう。ともかく、最も大切なのは1週間の勉強スケジュールを固定化してしまうことです。すると必然的に机に向かえます。習慣を変えることで人生が変わってきます!

たった3カ月で人生が変わる "復習オンリー"英語勉強法

たった3カ月で人生が変わる "復習オンリー"英語勉強法

本多 正治

合同フォレスト

時間がない社会人向けの新・英語学習バイブル! 経営者として仕事をしながらですから、時間がありません。 そこで、学習塾経営で学んだ勉強法を英語の学習でも取り入れてみました。 すると、「英語力ゼロ」だった僕が国内…

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