私の辞書に「相続税を払う」という言葉はありません
全12回の連載の第8回目。殺人的な日本の『相続税』ですが、あなたはどうするのでしょうか・・・?
たとえば100億円の財産ができたとして、『55%』の相続税であれば『55億円』が無くなってしまいます。原則、税金は10ヶ月以内に『現金』支払いですから70億円分の土地建物を20%引きで急いで売ったとして(値引きしないと売れません)現金にすると56億円。これでやっと相続税が支払えるのですが、財産は70億円無くなって30億円となりますね。
私の100億円の財産作りは50年計画でお父さんが一代で作ります。そして二代目の子供さんがまた50年で200億円~300億円に増やして、三代目のお孫さんで300億円~500億円でしょうか・・・。代々の財産が増えていくのが誰もできない、私のノウハウなのですが、その私の辞書の中には『相続税を払う』という言葉がありません。
絶対に払ってはいけませんね。そもそも世界中の国の中で『相続税』のある国を探す方が難しいのです。相続税なんてあの社会主義国家の中国にもロシアにもありません。タイの王族、アラブの王族、イスラム社会にもありません。近代国家のオーストラリアにも、シンガポールにも、香港にもありませんし、ヨーロッパの国々にもないのです。
まぁあるのはアメリカと日本だけでしょうか・・・。しかし、アメリカは10年に1回は無税の年がありますから、相続税は無いのと同じですね。はい『相続税』は日本だけの悪しき税金慣例となってしまいました。ついでに『贈与税』も55%です。
何故諸外国には無いのでしょうか。その理由は、相続税は二重課税だからです。55%の個人の所得税を30年間払い続けているのに、その人がお亡くなりになる時の財産にまた55%の税金を取ろうというのですから異常です。
日本人はおとなしい国民ですし、江戸時代が長く続いたので『お上』『お役人』の決めたことには逆らえないのですね。日本の国民は民主主義の意識が乏しくて、日本は世界一の社会主義国家になってしまったようです(残念なことです・・・)。
・・・で、私の主義主張を申し上げると、法律で決まっていることは正しく守るべきですから『脱税行為』は絶対にしてはいけません。しかし法律を正しく守っていて100億円の財産があっても相続税を払わない方法があるのなら実行すべきですよね。それが私の主張です。
相続の課税財産と同等金額の借金があれば「無税」に…
税理士の先生は正しい納税のご指導がお仕事ですから、節税のお仕事はあまりやりたがらないというのが本音です。ですから自分で勉強するしか方法はありません。自分でやればいいのです。やってみれば簡単なことばかりで、私は別に難しい事、裏技、危ないことをおすすめしている訳ではありません。
簡単に一言で言えば、相続の課税財産と同等金額の借金(負の資産)があれば相続税は、何時でも何処でも誰でも『無税』だということです。これで全ての説明やノウハウは終わりです。あとは実行するだけ・・・。簡単ですよね。
しかし順番と手順は
①相続税の心配をする前に、財産を作ってくださいね。
②そして財産を作るためには所得税の55%を先に片付けないと、お金や財産は作れません。
③また所得税の心配をする前に、毎日、毎月、毎年の多額の収益を上げる方法や事業やお仕事を探してくださいね。でないと税金の心配なんて必要がありません。
④さて多額の収益を上げる方法は世の中にはあまりありませんね。
⑤どうしますかね?
⑥しかし頑張って100億円は作ってもらいたい
というのが私の本心です。
はい、ということで、この①~⑥がセットになっているのが私の『100億円の財産づくり』なんですね。ご興味があれば一度セミナーにご参加してください。目からウロコが6枚は落ちて、さっぱり理解されることをお約束いたします。