今回は、著者によるビットコインの「FX取引」の実践例を見ていきます。※本連載は、「富のスペシャリスト」として知られる株式会社スガシタパートナーズの代表取締役・菅下清廣氏の著書、『仮想通貨 爆速で「億り人」になる最強投資戦略』(実務教育出版)の中から一部を抜粋し、株式投資のノウハウを活かした仮想通貨の投資術を見ていきます。

ビットコインのFX取引は「上級者向き」

ちなみにビットコインのFX取引は、どうでしょうか。

 

これは清算取引(※)で最も激しい投資なので、上級者向きです。初心者や経験の浅い方々には本書ではおすすめしません。 

 

※ 清算取引(せいさんとりひき)・・・現金や現物の受け渡しはしないで、一定期間に反対売買を行い、生じた損益を差金で決済する取引のこと

 

ビットフライヤーではレバレッジが最大25倍まで使えます。100万円預けると2500万円までビットコインを買うことができます。

 

ただFXは清算取引なので買ったら必ず最後は売らないといけません。その逆に、売った場合は後に必ず買い戻さなくてはなりません。株の信用取引との違いは期限がないことです。

 

極端なことをいえば、保証金さえ持っていれば永遠に所持したままでもいいのです。ただし、買って下がった場合、あるいは売って上がった場合は、損失額が保証金を突破すると自動的に損切りされます。

 

FXは保証金を入れている範囲内でしか取引することができません。例えば100万円を預けて2500万円分のレバレッジで買った場合は、4%下がれば1000万円の損失なので、もうそこで損切りされてしまいます。

 

繰り返しますが、FXは一番厳しい取引です。

 

負けたらすぐ切られてしまう。マージャンでいえば、一局ずつ勝ち負けが決まる勝負です。それがFX。しかしレバレッジも効くので、腕に自信がある人は儲かる可能性を秘めています。

「現物」と「FX」の両方の動きを見ながら取引

2017年10月頃から年末にかけ、ビットコインのFX取引は急上昇しました。

 

私は現物の買いを10月から始め、すぐ現物を担保にFXを始めて、約1ヵ月間、株のチャート分析を活用して売り買いし、利益を出すことができました。

 

私のビットコインの取引は、現物とFXの両方の動きを見ながらやります。

 

両方の値段に乖離があるためです。FXの価格の動きのほうに、現物よりも先行性があるように見えます。

 

ビットコインの現物を買い、値上がりしたら引きつけて売らない。それを担保にFXで日々勝負する。これが私の実践パターンです。

本連載は、特定の金融商品の推奨や投資勧誘を意図するものではありません。また、投資にはリスクがあります。積立による購入は将来の収益を保証したり、基準価額下落時における損失を防止するものではありません。投資はリスクを十分に考慮し、読者の判断で行ってください。なお、執筆者、製作者、実務教育出版、幻冬舎グループは、本連載の情報によって生じた一切の損害の責任を負いません。

仮想通貨 爆速で「億り人」になる最強投資戦略

仮想通貨 爆速で「億り人」になる最強投資戦略

菅下 清廣

実務教育出版

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