前回は、噛み合わせに影響を及ぼす日常生活の「クセ」について取り上げました。今回は、「口呼吸」の疑いがある症状を見ていきます。

現代の若者に増加している「無意識の口呼吸」

突然ですが、今、この本を読んでいるあなたの口は開いているでしょうか。それとも、閉じているでしょうか?

 

「口が開いていた」と言う人は、口呼吸の疑いがあります。

 

普段、鼻で呼吸をしているか、口で呼吸をしているかを意識している人は少ないと思うのですが、無意識で口呼吸をしているという人はとても多くいます。特に現代の若者は口呼吸をする人が増えていて、小学生ではなんと約4分の1もの児童が口呼吸をしているともいわれています。

口呼吸が習慣になると、さまざまな弊害が・・・

●気付くといつも口が開いている

●口が乾きやすい

●鼻が詰まりやすい

●睡眠時にいびきをかく

●口を閉じると息苦しく感じる

●風邪を引きやすい

●口臭が気になる

●朝、起きた時にのどがカラカラに渇いている

●前歯の先端が白くなっている

●きちんと歯磨きをしているのに、歯肉炎が治らない

 

これらの項目に当てはまるようでしたら、口呼吸である可能性が高いでしょう。

 

人は本来、鼻で呼吸するようにできています。口は呼吸をするための器官ではないため、口呼吸が習慣になってしまうと、さまざまな弊害が生じることがあるのです。

国際人になりたければ英語力より歯を“磨け”

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宮島 悠旗

幻冬舎メディアコンサルティング

歯学博士であり、フリーランス矯正歯科専門医として活躍している宮島悠旗氏。両親ともに歯科医師という宮島氏にとって、口元のケアは当然のエチケットとして育てられてきたといいます。しかしながら世間を見渡せば、口元に気を…

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