前回は、コインランドリー向きの「入店しやすい立地」を紹介しました。今回は、すでに地域で有名な施設の敷地内が、コインランドリーの開店場所に最適といえる理由を見ていきます。

洗濯が終わるまでに用事を済ませたい利用客たち

前回の続きです。

 

視認性の確保という意味では、すでに地域で有名な施設の敷地内で開店するのも有効です。たとえば、次のような施設の敷地内です。

 

●コンビニエンスストア

●ファストフード店

●ドラッグストア

●大型ショッピングセンター

 

特に大型ショッピングセンターの敷地は、非常に高い売り上げを期待できます。ただし、出店は、駐車場内であってもキーテナントからできるだけ離れた場所にするべきです。あまり近いと買い物客が駐車してしまうからです。

 

また、コインランドリーを利用するお客様は、買い物客がたくさんいる場所で洗濯物を持ってうろうろすることを嫌がります。

 

ショッピングセンターの近くでなければ集客できないのではないか、と思うかもしれませんが心配はいりません。コインランドリーを利用するお客様は、洗濯ができあがるのを待っている間に車で移動して買い物を済ませるものです。

競合店が多くても、立地が良ければ勝機はある

ただし、いくら良い立地でも、競合店がひしめいていたら勝算は下がってしまいます。

 

しかしながら、これらの良い立地条件のコインランドリーと本当の意味で競合できる店舗はそうないはずです。具体的には、

 

●角地にない

●店舗面積が狭い

●駐車場が足りない

●車の出入りが困難

●視認性が低い

 

これらの店舗なら恐れるに足りません。

本連載は、2017年6月19日刊行の書籍『年商1200万円以上稼ぐ! 失敗しないコインランドリー経営』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

年商1200万円以上稼ぐ! 失敗しないコインランドリー経営

年商1200万円以上稼ぐ! 失敗しないコインランドリー経営

岡山 一夫

幻冬舎メディアコンサルティング

近年、土地活用や副業として、コインランドリー経営を始める人が増えています。 しかしその一方で、競争が激しくなったために閉店に追い込まれるケースも少なくありません。 これまで105店舗ものコインランドリーを手掛け…

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