洗濯が終わるまでに用事を済ませたい利用客たち
視認性の確保という意味では、すでに地域で有名な施設の敷地内で開店するのも有効です。たとえば、次のような施設の敷地内です。
●コンビニエンスストア
●ファストフード店
●ドラッグストア
●大型ショッピングセンター
特に大型ショッピングセンターの敷地は、非常に高い売り上げを期待できます。ただし、出店は、駐車場内であってもキーテナントからできるだけ離れた場所にするべきです。あまり近いと買い物客が駐車してしまうからです。
また、コインランドリーを利用するお客様は、買い物客がたくさんいる場所で洗濯物を持ってうろうろすることを嫌がります。
ショッピングセンターの近くでなければ集客できないのではないか、と思うかもしれませんが心配はいりません。コインランドリーを利用するお客様は、洗濯ができあがるのを待っている間に車で移動して買い物を済ませるものです。
競合店が多くても、立地が良ければ勝機はある
ただし、いくら良い立地でも、競合店がひしめいていたら勝算は下がってしまいます。
しかしながら、これらの良い立地条件のコインランドリーと本当の意味で競合できる店舗はそうないはずです。具体的には、
●角地にない
●店舗面積が狭い
●駐車場が足りない
●車の出入りが困難
●視認性が低い
これらの店舗なら恐れるに足りません。