前回は、「角膜炎」に関する基本的な知識を説明しました。今回からは、「角膜炎」に関する疑問をQ&A方式で紹介します。

通常、角膜炎は抗生物質を含んだ点眼薬で治療

Q:1カ月前に角膜炎と診断されたので、眼鏡で過ごしました。コンタクトを使ってもいいと言われ、5時間くらいつけてみましたがまた目が充血してしまいました。

 

A:角膜炎になった後は、眼表面に炎症が起きたばかりなので少しの刺激に対して敏感な状態になっています。充血したのはそのためでしょう。完全に目の状態がよくなるまで少し待ってみてください。

 

Q:急に目が痛み出しました。目は真っ赤に充血し、視界は白くぼんやり濁っています。眼科へいったところ、角膜潰瘍と言われました。点眼をはじめてから約2日で、痛みと赤みはだいぶ和らぎました。これで治るでしょうか?

 

A:通常角膜炎は、細菌性のことが多いので、広い範囲の細菌をカバーした抗生物質を最初に用いることが多いです。治療に専念しましょう。

場合によっては、角膜移植の可能性も

Q:細菌性角膜潰瘍になり、1カ月たちましたが、よくなる兆しがありません。眼科に通って点眼のみの治療です。白目は充血し黒目の部分は白く濁っていてまぶしく感じる以外は全く見えません。

 

A:細菌性角膜炎の治療では、まず細菌を角膜から排除します。細菌感染が落ち着いても、濁りが中央部に残ると大きな視力低下につながります。中央部に残って視力障害の原因になっている場合は、角膜移植の適応です。

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