その預金の「原資」は誰に帰属するのか?
相続税の申告で、最も問題になりやすいのが名義預金の存在です。名義預金とは、被相続人が自分以外の名義で行った預金をいいます。お金の出どころが亡くなった人であれば、たとえ名義が家族のものだったとしても、それは家族の固有の財産ではなく、亡くなった人の財産なので、相続財産として申告しなければなりません。
前回は、税務調査になった際に注意すべきポイントについて説明しました。今回は、「名義預金」や「修正申告」などについて見ていきます。
相続税の申告で、最も問題になりやすいのが名義預金の存在です。名義預金とは、被相続人が自分以外の名義で行った預金をいいます。お金の出どころが亡くなった人であれば、たとえ名義が家族のものだったとしても、それは家族の固有の財産ではなく、亡くなった人の財産なので、相続財産として申告しなければなりません。
本連載に記載されているデータおよび各種制度の情報は、いずれも出典元である服部誠著『相続税の税務調査を完璧に切り抜ける方法』(幻冬舎メディアコンサルティング、2013年)の執筆時点のものであり、今後変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
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