服部誠（税理士法人レガート代表社員/税理士）の著書『相続税の税務調査を完璧に切り抜ける方法』（幻冬舎MC）から、「税務調査を意識した相続税の節税対策」の＜生命保険編＞を抜粋してお届けする。生命保険は、「保険料負担者・被保険者・保険金受取人」の組み合わせ次第で、保険金にかかる税金が異なってくる。入り方を間違ってしまうと多額の税金がかかってしまうばかりでなく、申告漏れから税務調査のリスクも高まるので注意が必要だ。本記事は、それぞれの組み合わせについて例をあげながら詳しく説明、税金面で有利になる生命保険の入り方の参考にできるよう書かれている。また、二次相続や代償分割についても詳しく解説。本記事を読み、正しい形で生命保険を活用できれば、税務調査におびえることはないし、万一のときの心強い味方にすることができるであろう。