書籍詳細

『ひらめかない人のためのイノベーションの技法』

ひらめかない人のためのイノベーションの技法

著者:篠原 信

カバーイラスト:植田 たてり

本文イラスト:吉村堂

出版社名:実務教育出版

発行年月:2020年1月

センスがなくてもイノベーションできる!

オックスフォード大のオズボーン准教授によると、AI時代の人材には、「創造性」が重要であるという。

創造性というと、「生まれつきのセンス次第」という印象が強い。すると、センスのない人は今後やっていけないのだろうか?

著者の篠原氏もまた、自他ともに独創性のカケラもないと認められていた人間である。ところが、140年間も不可能とされてきた「水耕栽培での有機肥料の利用」というイノベーティブな技術開発の成功で世界中から注目を集めた。センスがなくても創造的な仕事を生み出すことは可能である。

本書では、その技法をユーモアたっぷりの文章で紹介。


農業研究者

1971年生まれ、大阪府出身。農学博士(京都大学)。

中学時代に偏差値52からスタートし、四苦八苦の末、三度目の正直で京都大学に合格。大学入学と同時に塾を主宰。不登校児や学習障害児、非行少年などを積極的に引き受け、およそ100人の子どもたちに向き合う。

本職は研究者で、水耕栽培(養液栽培)では不可能とされていた有機質肥料の使用を可能にする栽培技術や、土壌を人工的に創出する技術を開発。世界でも例を見ない技術であることから、「2012年度農林水産研究成果10大トピックス」を受賞。

著書に『自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書』(文響社)、『子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法』(朝日新聞出版)があるほか、「JBpress」や「東洋経済オンライン」などに記事を発表している。

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