著者紹介

小口 幸伸

通貨・国際投資アナリスト

1950年群馬県生まれ。通貨・国際投資アナリスト。元ナショナルウエストミンスター銀行国際金融本部長。
横浜国立大学経済学部卒業後、1974年シティバンク入行。変動相場制移行後まもなく為替ディーラーとして第一線で活躍。同行の為替資金部、為替債券チーフディーラーを経て、1985年英ミッドランド銀行にて為替資金本部長を務める。1992年ナショナルウエストミンスター銀行へ移籍し、国際金融本部長を経て、2001年独立。
主な著書に、『入門の金融 外国為替のしくみ』(日本実業出版社)、『通貨戦国時代―円高が続く本当の理由』『2時間でわかる外国為替―FX投資の前に読め』(以上、朝日新聞出版)、『外為市場血風録』『人民元は世界を変える』(以上、集英社)、『1週間でマスターする金融・為替の集中講義』(フォレスト出版)など多数ある。

書籍

金利が上がらない時代の 「金利」の教科書

『金利が上がらない時代の 「金利」の教科書』

小口 幸伸

2016年の年明け早々、日本列島に衝撃が走りました。日銀による「マイナス金利」の発表です。 「金利がマイナス」とはいったいどういうことでしょうか? これまでもずっと低金利の時代が続いてきましたが、ここにきて金利はマイナスになりました。 「利息がマイナス」というのは、従来の感覚からすると変な感じがします。でも、じつは世界の4分の1の国がすでにマイナス金利を導入しているという事実は、あまり知られていないかもしれません。 いま、金融・経済をめぐる世界は劇的に変わりつつあります。本書はそんな「これまでのセオリーが通用しない時代」の「金利」の基礎知識をまとめました。 こんな時代だからこそ押さえておきたい「金利」の基本から国際通貨の最前線まで! 40年間、投資マーケットの長期トレンドを睨んできた元シティバンク、伝説の為替ディーラーが、マイナス金利時代の「金利」をやさしく解説します。

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