子どもの敏感期
子どもが、何かに強く興味を持ち、同じことを繰り返す限定された時期。モンテッソーリ教育ではそれを「敏感期」といいます。
子どもの敏感期:運動<6ヵ月~4歳半くらい>
~生活に必要な運動能力を獲得する~
歩くなど全身を使う運動から、手指を動かす繊細な運動まで、思いどおりに動けたことに喜びを感じる時期。

子どもの敏感期:言語<胎生7ヵ月~5歳半くらい>
~母国語をどんどん吸収する~
胎内でお母さんの声を聞きながら育ち、3歳になるまでに母国語の基本をほぼ習得する。聞くこと・話すことが楽しくてしょうがない時期。

子どもの敏感期:秩序<6ヵ月~4歳>
~順番、場所、習慣などに強くこだわる~
何もわからず生まれてきた赤ちゃんは、世の中の仕組みを秩序づけて理解していきます。なので、秩序が乱れると突然不機嫌になることも。
子どもの敏感期:ちいさいもの<1歳~3歳>
~ちいさいものをしっかりみたい~
赤ちゃんは、生まれてすぐから目の焦点を合わせる練習をします。小さい物に目の焦点が合わせられて、しっかり見えたときに喜びが生まれます。

子どもの敏感期:感覚<0歳~6歳>
~五感が洗練される~
3歳前後から、それまでに吸収した膨大な情報を、五感を使って分類・整理しはじめます。「はっきり・くっきり・すっきり」理解したい時期。

子どもの敏感期:書くこと<3歳~5歳>
~読むことより早くやってくる~
手先を動かしてみたいという運動の敏感期と重なり、目でしっかり見ながら書いてみたいという強い衝動に駆られる時期。

子どもの敏感期:読むこと<4歳~5歳半>
~読むのが楽しくてしょうがない~
身近にある文字を読んでみたくてしょうがない時期。いろいろな字を壁に貼っておくと、自分から読み始める。

子どもの敏感期:数<3歳~6歳>
数~何でも数えたい、少し遅めにやってくる~
数字を読みたくてしょうがない、数を数えたくてしょうがない時期。「こっちのほうが多い・少ない」など量にこだわるのもこの時期。

子どもの敏感期:文化・礼儀<4歳半~>
~社会性が芽生え異文化も理解する~
朝晩のあいさつや、季節や年中行事などにも興味を持つ。大人の仕草をみて、真似てみたいのがこの時期。

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3~6歳までの実践版 モンテッソーリ教育で自信とやる気を伸ばす!

3~6歳までの実践版 モンテッソーリ教育で自信とやる気を伸ばす!

藤崎 達宏

三笠書房

わが子を、賢く、自主性のある子どもに育てるには? GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)の創業者たちも学んだ、言語力・数字力・協調性・創造力が身につくモンテッソーリ教育。 本書では、自宅で簡単にできる「ホ…

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