マンション投資と投資信託の利用を合わせて実施
【プロフィール】
塾の室長 35 歳 未婚
【マンション投資を始めたきっかけ】
貯金1,000 万円を達成し、その運用先を考えて
【スタート時期】
2016 年4 月
北野 最近もお仕事は忙しいんですか?
Lさん 夏の終わりから秋にかけては、受験の準備が本格的に始まるので、平日は遅くまで質問対応、土日も過去問対策で……。正直なところ、ゆっくり休めずにいます。
北野 相変わらず大変そうですね。
Lさん 生徒たちや講師たちも頑張っていますから、私ものんびりなんかしていられません。子どもたちが皆、無事に志望校に受かるように、今はひたすら発破をかけています。セミナーに参加するまでは将来の保障をしっかりしたいとは思っていたんですけど、仕事が忙しくて、お金はそのまま銀行に貯まっていくだけで、何もしていませんでした。
北野 マンション投資を始めて半年近く経ちましたが、いかがですか?
Lさん マンション購入後、北野さんにすすめてもらった投資信託を始めました。毎月マンションから生まれる1万円をそのまま掛けています。
北野 よかった! これで将来のためのポートフォリオが組めましたね。Lさんから、「1000万円の貯金を有効に使って、将来に備えたい」という相談を受けたとき、マンション投資と投資信託を合わせておすすめしよう! と思ったんです。
ローン=借金というイメージが・・・
Lさん 将来の見通しが立つって、何だか良いですね。投資を始める前はとにかく、1000万円の貯金を目指してやってきたんです。もちろん、だんだん増えていく貯金額を通帳で見て、増えてる、増えてるっていう満足感はありましたよ。でも最近は、この先どうなっていくのかという漠然とした不安のほうが大きくなってきていたんです。私は退職金もないので。貯めてきたお金を頭金にして始めたマンション投資と投資信託で、何となく自分の将来の資産が見えてきて、すっきりしています。
北野 そう思ってもらえてうれしいです。
Lさん 北野さんからの提案を受ける前は、できるだけローンを組む期間を短くしたほうが良いと思っていました。ローン=借金というイメージがやっぱりあって、早く終わらせてしまいたいと思っていたんです。
北野 ローン期間を30年にするか、その半分の15年にするかというのは、収支の面で大きな違いがあります。Lさんは毎月の収支がプラス1万1400円となっているので、これを投資信託の掛金に回すことができていますよね。もしこれが15年だったとしたら、毎月の収支はマイナス3万8400円となります。投資信託もやろうと思ったら、同じ資産をつくるのに毎月5万円ほどをあてることになり、負担が大きいと感じることもあるかもしれません。
Lさん そこまで考えが回らなかったんです。借金は早く返すものだということしか頭にありませんでした。でも、北野さんの言うとおり、ローンを30年で組んだことで、投資信託も同時進行できて、何だかすごく安心しています。
北野 それにしても、Lさんはしっかりと貯蓄ができていて素晴らしいですね。私はなかなか貯金ができないんです。だから自動引き落としにして、投資や積み立てに回しているんですよ。
Lさん 特別なことをしたわけではないんです。仕事ばかりしていて、お金を使う暇がなかっただけの話です(笑)。もっと早くお金を運用することを知っていたら、もっとお金を自由に使えていたかもしれない……。私から見れば、23歳でマンション投資を始めた北野さんがうらやましいです。