目のやけど後に残った障害･･･どう対処すればよいのか？

やけどによる不正乱視は、ハードコンタクトで矯正を

Q：医療器具で角膜をやけどしました。視力が極度に低下し不正乱視が残り、「コンタクトレンズをして常時上目づかい」でしか生活できなくなりました。視力検査では「0.9」も出ていると言われましたが、そんなに高い視力ではないような気がします。不便でたまりません。

A：上目づかいであれ、視力値としては0.9ということでよいと思います。上目づかいになるのが不正乱視によるものであれば、ハードコンタクトレンズによる矯正がおすすめです。

涙点が閉鎖しても、レンズは装着可能なことが多い

Q：やけどにより、角膜が扁平になっています。涙点は閉鎖しているため涙があふれ、たえず拭かなければなりません。コンタクトレンズを装用できますか？

A：涙点が閉鎖している状態では、眼表面に分泌物がたまりやすくなっています。レンズを定期的に外して装用し直す必要がありますが、使用は可能な場合が多いです。