9月「景気ウォッチャー調査」では、現状判断DIが47.0、前月差+0.6ポイント。先行き判断DIは47.4で前月差▲0.9ポイントで6ヵ月ぶりに低下
9月の「景気ウォッチャー調査」では、現状判断DI(季節調整値)が前月差0.6ポイント上昇の47.0になりました。現状判断DIは中東情勢を受けて2月の48.9から4月まで2ヵ月連続で低下し40.8になったあと、5月から持ち直し5ヵ月連続で上昇しました。内訳はまちまちで、家計動向関連DIは、住宅関連が低下したものの、サービス関連等が上昇したことから上昇しました。企業動向関連DIは低下しました。雇用関連DIは上昇しました。
また、9月の現状水準判断DI(季節調整値)が前月差0.5ポイント上昇の46.2となりました。こちらは2月47.5から4月42.4まで2ヵ月連続で低下した後、5月44.5、6月43.0と上昇と低下を繰り返して上昇していましたが、7月45.0・8月45.7・9月46.2と3ヵ月連続で上昇しました。
先行き判断DI(季節調整値)は、1月の50.1をピークに3月まで低下しました。イスラエルと米国によるイラン攻撃、及びイランのミサイル攻撃は2月調査最終日の日本時間2月28日に行われたため、2月は50.0に若干低下したあと、3月は36.7に低下しました。その後5ヵ月連続で改善し、8月は48.3になりましたが、9月は前月差0.9ポイント低下の47.4になりました。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.2ポイント上昇の46.4、現状水準判断DIは前月差0.1ポイント上昇の45.5となりました。一方、先行き判断DIは前月差0.3ポイント低下の47.1となりました。3つのDIとも小幅な動きにとどまりました。
9月の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方に関する内閣府の判断は「景気は、持ち直しの動きがみられる」と8月と同じになりました。8月は、「景気は、中東情勢によるマインド面の下押しを中心に影響が残るものの、持ち直しの兆しがみられる」だった7月から上方修正になっていました。
また、先行きについては、7月は「中東情勢による不透明感が残ることに加え、令和8年熊本地震の影響に対する懸念もみられる」でしたが、8月は「中東情勢による不透明感が残ることに加え、自然災害の影響に対する懸念もみられるが、持ち直しの動きが続くとみられる」に上方修正されました。なお、令和8年熊本地震の影響が、「令和8年8月千葉豪雨」などの災害を受けて、8月に自然災害の影響に変更になりました。9月は8月と同じ表現になりました。

