弟の相続人が赤の他人…69歳兄が絶句したワケ
ツトムさんの法定相続人を調査したところ、アキラさん兄弟が幼いころに父親と離婚し、家を出て行ったきり約60年間も音信不通となっていた母親の存在が浮上したのです。
「お母様は、ツトムさんがお亡くなりになった時点ではご存命でした。法律上、配偶者や子のいないツトムさんの第一の相続人は、親であるお母様になります」
さらに調査を進めると、事態はより複雑な様相を呈してきました。その母親は、ツトムさんが亡くなったあとの昨年に新潟市で息を引き取っていたことが判明したのです。
しかも、母親は離婚後に別の男性と再婚しており、その再婚相手の連れ子であるリョウさんとケンさんの2人と養子縁組をしていました。
つまり、ツトムさんの遺産の相続権は一度母親に移り、母親の死亡によって、その権利はアキラさんと「見知らぬ養子2人」に引き継がれてしまったのです。
