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「オルタナティブ投資=高リスク」の誤解
オルタナティブ投資と聞くと、「よくわからない」とか「なんだかリスクが高そう」と思う人も多いでしょう。しかし、これは単なるイメージです。ここでは、「オルタナティブ=ハイリスク」という一般的な誤解を解いていきます。
確かに、オルタナティブ資産の多くは流動性リスク(=すぐ売れない)や複雑性(=仕組みが難しい)を伴っており、また最低投資額も大きいために、一般の投資家にとってはなかなか手が届きにくいものです。
「富裕層しか参加できない、リスクの高い投資の世界」と思われがちで、実際にひと昔前までは、運用サイドからしても「資産10億円以上の超・富裕層のもの」というイメージでした。しかし近年では、オルタナティブ商品の裾野が一気に広がりました。運用資産1億円前後の富裕層でも、投資を検討できるようになっています。
さらに重要なのは、オルタナティブ投資=ハイリスク・ハイリターンとは限らないという点です。オルタナティブ資産のなかには、株式やハイイールド債券と同程度か、それ以下のリスク・リターン特性を持っているものもあります。
たとえばインフラ投資や不動産ファンドは、長期での安定収益を狙うオルタナティブ資産の代表例です。道路や発電所といったインフラ事業には、景気に左右されにくい需要があり、長期契約による安定的なキャッシュフローが見込めます。後述するプライベートデットも、要は企業への貸付ですから、安定した貸し先であれば比較的長期のキャッシュフローが読みやすい投資と言えます。
こうしたオルタナティブ資産は、伝統的な株式市場の動きや景気動向との相関性が低いため、ポートフォリオ全体のリスク分散に役立ちます。実際、オルタナティブ資産への投資拡大は、低金利環境下で伝統的債券の利回りが物足りない状況が長く続いたなかで、「ほかとは違うリターンの源泉を求めたい」という投資家のニーズに応えて開発されてきた側面があります。
要は、ひと口にオルタナティブ投資と言っても千差万別であり、危なそうなイメージだけで敬遠するのはもったいない、ということです。
富裕層はその中身をきちんと精査し、リスクに見合ったリターンが得られると判断すればポートフォリオに組み入れています。むしろ、伝統的な株式と債券だけでは、リスク分散が十分ではないという認識なのです。
濵島成士郎
シニア・プライベートバンカー
株式会社WealthLead 代表取締役
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