ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
データで読み解く「日本経済」のリアル【エンタメ・スポーツ・事件編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)
データで読み解く「日本経済」のリアル【季節&気象・マインド・おもしろジンクス編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)
富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
八ツ尾順一(著)+ゴールドオンライン(編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
注目の株価が動いたらニュースもセットで追う!
お気に入りの株を見つけて、日々の値動きをチェックするようになったら、その株価が上がった日、下がった日には、必ず“何が起きたのか”を調べてみてください。
「なんで今日は下がったんだろう?」
「逆に、なんで急に上がったの?」
その“理由探し”こそが、経済を肌で感じるトレーニングになります。
というのも、株価というのは気まぐれに動いているわけではないからです。新製品の発表、業績の上方修正、為替の影響、社長の退任、SNSでの炎上……。必ず何かしらの「理由」とセットで動いているんです。
ニュースと株価をセットで追うクセをつけると、だんだんと「これは株に影響ありそう」とか「このニュースはそこまで動かないな」といった“読み”が立つようになります。
ゲーム感覚でOK。ちょっとしたクセが、未来の金融リテラシーをぐっと底上げしてくれますよ。
たとえば、息子が初期に買った株のうちのひとつが「NIKE」でした。ある日そのNIKE株が急落したタイミングがあり、筆者は息子にこう尋ねました。
「今日の株価、かなり下がったけど、なんでだと思う?」
すると彼は少し考えて、こんなふうに答えたのです。
「たぶん、昨日のニュースのせいだよ。CEOが『これからは1万円台のスニーカーを増やす』って発表したから。投資家たちは“高級路線じゃなくなるの?”って不安になったんじゃないかな。もっとハイエンドを目指してほしかったのかも」
そのうえで、彼はこう続けました。
「でも僕は、1万円台のほうが買いやすいし、NIKEのクオリティがちゃんと保たれるなら、そのほうがうれしい。僕みたいに思ってる人は他にもいると思うし、きっとまた株価は戻ると思うよ」
そして実際、NIKE株はその後じわじわと回復していきました。
“投資家としての視点”と、自分の“消費者としての感覚”の両方を使って未来を読もうとする。その姿勢こそが、まさに「お金のセンス」を育てる土台なんですよね。
たとえば15歳の子どもが、自分の口座で買ったApple株の利益で新しいiPadを買う。NVIDIAの株で得た利益で最新のゲームソフトを手に入れ、そこからまた次の投資のヒントを得る――。そんなサイクルが、今どきのおこづかい投資家のリアルなデビュー風景かもしれません。
「好きな会社の株を買う→利益をその会社の商品に再投資→また興味が深まる」という循環は、投資の入り口としてとても理想的です。
株価の動きと世の中の出来事は、実はしっかりつながっています。急に株価が上がったり下がったりしたときにニュースを見てみると、思わぬヒントが隠れていたりする。たとえ10代でも、自分の興味や日常に近い企業を選んでいれば、株価とニュースをセットで見ることは自然とできるようになります。
事実、我が家でも、子どもが好きな企業の株を持ってから、ニュースを見る視点がガラッと変わりました。変動に理由があるとわかると、投資の見方も深まります。
こうして「株価とニュースはいつもセットで見る」という習慣がつくと、「お金の動きって、世界の動きとつながっているんだな」と、自然と実感できるようになる。ただ数字を追うだけじゃない、“気づき”のある投資体験ができるようになるはずです。
池澤 摩耶
元外銀トレーダー
注目のセミナー情報
【国内不動産】2月12日(木)開催
人気の『中古アパート投資』には“罠”がある
購入してからでは手遅れとなる落とし穴を、業界20年のプロが大暴露!
さらにリスク徹底排除の必勝戦略を、税理士が伝授します!
【国内不動産】2月14日(土)開催
融資の限界を迎えた不動産オーナー必見
“3億円の壁”を突破し、“資産10億円”を目指す!
アパックスホームが提案する「特別提携ローン」活用戦略
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
