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「推し活」と「株式投資」の意外な共通点
「推し」の人気がなくなれば、値段を下げないと売れないなんてこともありますが、それもまた、「株には値動きがあり、損をすることもある」といった学びになります。「推し活」をしていると、自然とそうした「投資」につながるエッセンスをリアルに吸収することができるのです。
そう考えてみると、親世代も納得しやすくなります。
推しの熱が最高潮の間は、グッズ、ライブ、課金に惜しみなく“投資”。
ところが熱が冷めた瞬間、ファンは保有グッズをフリマサイトなどで現金化し、その資金を次の推しへつぎ込み、乗り換えます。
これ、まさに 「保有資産を売却→現金に戻して→別銘柄へ再投資」という投資における所有銘柄の入れ替えと同じ構造。
- 人気があるうちに売れば、グッズは高く売れる(=利益が出る)
- 人気が落ちると、値段を下げないと売れない(=損切りになるかも)
- 売って得たお金で、次の“期待の推し”に応援資金をまわす(=再投資!)
こんなふうに、“推し活”を通じて子どもたちは自然と、「モノの価値は人気で変わる」「いつ買って、いつ売るかで結果が違う」という経済と投資の基礎をリアルに学べる。
【好きになる → 応援する → 成長を見守る → 手放すかどうか考える】
この流れは、株式投資の考え方とほぼ一緒。
“熱量”をエンジンに、需要・供給・価格形成・資本移動といった経済の仕組みを、机上ではなく“推しのリアルマーケット”で体験してみましょう。
池澤 摩耶
元外銀トレーダー
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