〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:第一稀元素化学工業〈4082〉……前日比+150円(+18.89%)/終値944円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社は10月21日(火)、レアアース(希土類)を使わずに安定供給できる、耐久性と透明度を両立したセラミックスの材料としてカルシア安定化ジルコニア材料「DURAZR-Sシリーズ」を開発したと発表。これを受けて連日のストップ高となっている。
2位:アドソル日進〈3837〉……前日比+218円(+16.58%)/終値1,533円
【売買材料】
10月22日(水)取引時間終了後、同社は26年3月期連結業績予想について上方修正を発表。加えて、期末配当予想を従来よりも4円引き上げ23円とした。これらが好感され買いが殺到した模様。
3位:住友重機械工業〈6302〉……前日比+414円(+11.26%)/終値4,092円
【売買材料】
日本経済新聞は10月22日(水)「今治造船など国内17社でつくる業界団体が、日本の造船業の建造量倍増を目指して近く3,500億円の設備投資を表明する」と報じており、これが材料視された模様。造船関連株が軒並み上昇している。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:アステリア〈3853〉……前日比-205円(-13.17%)/終値1,351円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日までの3連騰で25日移動平均線のブレークを目前に捉えていたが、この日は短期的な過熱感を警戒した調整・利益確定の売りが優勢となった模様。ステーブルコイン銘柄。
2位:井関農機〈6310〉……前日比-186円(-7.60%)/終値2,260円
【売買材料】
10月22日(水)、鈴木憲和農林水産大臣が就任記者会見でコメ政策の方向性について発言。「需要に応じた生産が基本」との認識を示したことから、コメ増産への期待が後退し売りが膨らんだ模様。
3位:ルネサスエレクトロニクス〈6723〉……前日比-109.5円(-5.59%)/終値1,848円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。この日の東京市場では、米トランプ政権によるソフトウェア搭載製品の対中輸出規制検討を背景に、半導体関連銘柄が軒並み売られていた。
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