1ドル=161円の「歴史的円安」は“自作自演”だった?…“終わらない”はずの円安をたった1ヵ月で約20円大暴落させた〈黒幕〉の正体【国際金融アナリストが解説】

1ドル=161円の「歴史的円安」は“自作自演”だった?…“終わらない”はずの円安をたった1ヵ月で約20円大暴落させた〈黒幕〉の正体【国際金融アナリストが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

2024年7月、米ドル/円は161円まで上昇しました。これは約38年ぶりの「歴史的円安」と呼べる動きで、「この先“終わらない円安”になる」との見方も少なくありませんでしたが、実際にはその後大きく反転しました。それにしてもなぜ急にそんな「歴史的円安」が起こったのでしょうか。そこで、今回から3回にわたり、マネックス証券・チーフFXコンサルタントで『2024年歴史的円安の真実』の著者でもある吉田恒氏が、「『終わらない円安』が終わった理由」について考察します。

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