1年で21万組…「離婚」の原因1位は“性格の不一致”・2位“モラハラ”だが、3位は95%の女性が「本当によくある」「ものすごくわかる」と大共感【弁護士が解説】

1年で21万組…「離婚」の原因1位は“性格の不一致”・2位“モラハラ”だが、3位は95%の女性が「本当によくある」「ものすごくわかる」と大共感【弁護士が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

離婚に至る原因はさまざまです。もちろん原因が1つだけというケースは少ないでしょう。しかし多様な離婚原因のなかには、多くの女性が強く共感するケースがあります。どのようなケースで離婚を望むようになるのでしょうか? 本記事では、スムーズに離婚するための基礎知識やポイントについて、女性の離婚問題に強いAuthense法律事務所の白谷英恵弁護士が解説します。

 富裕層にも、富裕層を目指す人にも読んでほしい 
 〈ゴールドオンライン新書〉が登場! 

1年間に何組離婚する?数字で見る日本の離婚

近年日本では3組に1組の夫婦が離婚しているといわれています。しかしこれは事実なのでしょうか。

 

厚生労働省が発表している「人口動態統計」と裁判所が出している「婚姻関係事件数 申立ての動機別」によると、平成29年の離婚に関する数値は以下のようになっています。

 

離婚件数

21万2,262件

 

同居期間別離婚件数

5年未満:6万6,491件
5〜10年未満:4万2,333件
10〜15年未満:2万8,226件
15〜20年未満:2万2,950件
20年以上:3万8,285件
同居期間不詳:1万3,977件

 

離婚率

1.70(人口千対)

 

妻からの婚姻関係事件の申立て件数

4万7,807件

 

夫からの婚姻関係事件の申立て件数

1万7,918件

 

3組に1組が離婚しているといわれているのは、単純に婚姻件数と離婚件数の比較から導き出されたもので、年々婚姻数が減っていることが大きく関係しています。実際の離婚率自体は、2000年代初頭に比べると下がってきてはいるのですが、それでも2017年(平成29年)には21万組以上が離婚しているのです。特に結婚してから5年未満に離婚した件数は6万6,000組以上にものぼります。

 

また、熟年離婚という言葉も知られていますが、結婚して20年以上経つ夫婦の離婚件数は4万件近くになっており、長い婚姻関係に終止符を打つ夫婦も増えています。

 

また、裁判所に申立てを行っているケースだけをみてみると、女性から離婚を申立てているケースが、男性側からに比べると倍以上あることもわかります。

 

注目のセミナー情報

【国内不動産】4月26日(土)開催
【反響多数!第2回】確定申告後こそ見直し時!
リアルなシミュレーションが明かす、わずか5年で1,200万円のキャッシュを残す
「短期」減価償却不動産の節税戦略

 

​​【資産運用】5月10日(土)開催
金価格が上昇を続ける今がチャンス!
「地金型コイン」で始める至極のゴールド投資

次ページ離婚原因TOP10

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録