為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。12月4日に発表された豪州の2024年第3四半期実質GDPの前年同期比は0.8%の増加と市場予想を下回り、コロナ禍に見舞われた2020年第4四半期に次ぐ低水準となりました。豪州準備銀行(RBA)は10日に政策金利の据置きを発表しましたが、声明文において、金融引締めに関する文言が和らいだことで早期利下げ観測が高まり、豪ドルは対円で下落する場面がありました。その後、12日に発表された豪州の11月の雇用統計では、失業率が予想外に前月から低下し、労働市場の底堅さが示されたことで早期利下げ観測が後退し、豪ドルは対円で上昇しました。

金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、低下しました。12月4日に発表された豪州の2024年第3四半期実質GDPの前年同期比が市場予想を下回ったことや、10日に発表されたRBAによる金融政策決定会合後の声明文を受けて、早期利下げ観測が高まり、豪州3年国債利回りは低下(債券価格は上昇)しました。しかし、その後は米国で12月の利下げ観測などを背景としたハイテク株高が進み米国国債利回りが上昇したことや12日に豪州の雇用統計が発表され、早期利下げ観測が後退したことなどにより豪州3年国債利回りは上昇しました。

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『早期利下げ観測が後退⇒豪ドルは対円で上昇 ~2週間分のオーストラリアマーケット動向を分析【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
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