本連載では、株式会社東京アプレイザルの取締役事業推進部長・斎藤紀明氏が、「100年企業」を目指す経営者の方々に向けて、円滑な事業承継の方法を解説します。今回は、アプレイザルでセミナー受講者の方々に好評だった日本企業の歴史にまつわるクイズをご紹介します。
わが国の中小企業は300万社以上。うち100年企業は?
次の設問のうち正しいものには○を誤っているものには×を付けなさい。
問1 わが国には中小企業が300万社以上あるが、そのうち創業から100年以上の歴史をもつ老舗企業、いわゆる「100年企業」が1万社以上存在する。
問2 わが国でもっとも歴史が古いのは宮大工から発祥した「金剛組」であるが、その他の上位ベスト10にも業種別では「建築業」が一番多い。
老舗企業の輩出率が高い都道府県は京都?
問3 都道府県別の「老舗輩出率(=全企業数に占める老舗企業の割合)」がもっとも高いのは「京都府」である。
問4 100年以上の「老舗企業数」がもっとも多いのは「京都府」である。
問5 「江戸時代」および「江戸時代以前」に創業した老舗企業は3,000社以上存在する。
株式会社東京アプレイザル 取締役事業推進部長
NPO法人相続アドバイザー協議会 常務理事
一般社団法人事業承継検定協会 理事
城南信用金庫で中小企業向け融資業務などに従事した後、相続対策の業界へ。バブル崩壊後の地価低迷期に土地資産家を対象とした相続コンサルティングに携わり、財産評価、納税対策・物納コンサルティングなどの業務を担当する。その後、事業承継を専門分野とするようになり、事業承継税制、遺留分に関する民法特例の適用など、「相続と事業承継の接点」を得意分野とする。
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連載「100年企業」を目指す経営者のための事業承継対策