子育てを終え、卒婚したシニア夫婦…夫亡き後、扶養に入っていた妻が受け取る「驚愕の遺族年金額」【弁護士が解説】

子育てを終え、卒婚したシニア夫婦…夫亡き後、扶養に入っていた妻が受け取る「驚愕の遺族年金額」【弁護士が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

最近、50代以上の夫婦で「卒婚」するカップルが増えているといいます。卒婚とは婚姻関係は解消しないまま夫婦が没交渉となり他人のようになることです。また卒婚状態では済まず、定年になった時点で離婚してしまったり、熟年離婚したりする夫婦もたくさんいます。本記事では、シニア世代の離婚について、Authense法律事務所の白谷英恵弁護士が解説します。

卒婚、離婚は慎重に決断すべき

長年夫や妻と一緒に暮らしてきて「相手がいるのが当たり前」の状態になると「イヤだな」「耐えがたいな」と思う瞬間があるものです。ただそれによって安易に「卒婚」「離婚」に結びつけるのはリスキーです。経済的な問題が大きくのしかかりますし、孤独感や家事の負担、将来の介護や遺産相続の問題なども考えておかねばなりません。

 

弁護士としては、まずはこういった問題を慎重に検討し、クリアできるケースであれば卒婚・離婚に進まれてもよいのではないかと考えます。

 

 

白谷 英恵

Authense法律事務所

 

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