ヘルスケア業界へ投資するヘッジ・ファンドも
一般投資家が個別銘柄を選別するのは難しいため、リスクを抑え、分散投資を目指した主要な上場投資信託(ETF)を選ぶ向きも多い。
ベンチマークとして、米国上場のバイオテクノロジーに関連する会社で構成された ICEバイオテクノロジー指数(ICE Biotechnology Index)、 S&Pバイオテクノロジー・セレクト・インダストリー指数(S&P Biotechnology Select Industry Index)、ニューヨーク証券取引所に上場するバイオ銘柄で構成されたNYSE Arcaバイオテクノロジー指数(The NYSE Arca Biotechnology Index)などを採用しているところが多いようだ。
また、ヘルスケア投資に特化したヘッジ・ファンドも多数存在する。戦争・紛争、疫病、天災、景気後退など、多様なリスクに対する警戒感が強まるなか、下落リスクを低く抑えたファンドも多く見られる。
ヘルスケア業界への投資は、2019年末以降の新型コロナ・ウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)時期に世間や投資家から注目が集まったことに加え、ウクライナ対ロシア、パレスチナのハマス対イスラエルといった国際紛争が勃発した時期などにも関心が高まったことは記憶に新しい。
現段階では不老不死は難しいとしても、投資家自身ができる限り健康で長生きすることが、長期運用において、時間を味方につけ、複利効果のリターンを十分に享受するうえで、最も肝要なのではないだろうか。
髙橋 文行
池田 祐美
くにうみAI証券株式会社
オルタナティブ・インベストメントプロダクト部
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