1on1ミーティングは上司・部下における対話や面談のひとつの形態です。部下の育成やモチベーション向上を目的としていますが、会社からの要請でわざわざ場所と時間をして定期的に実施しているものの、上司にとっても部下にとっても単なる負担にしかなっていない、というケースは少なくありません。本記事では、小川隆弘、氏による著書『成果が出る1on1 部下が自律する5つのルール』(ごきげんビジネス出版 ブランディング)から一部を抜粋・再編集して、1on1の基本となる「9つの心得」を解説していきます。
部下の管理能力が高い上司が1on1ミーティングでさりげなくやっている「9つのこと」 (※写真はイメージです/PIXTA)

オンライン形式の「4つの心得」

1on1はコロナ禍の影響でオンライン形式でも実施されています。オンライン形式での留意点として、次のことが挙げられます。

 

1.顔は明るく大きめに映っていますか?
4.カメラ位置は目と同じ高さですか?
3.3〜4割程度カメラを見ていますか?
2.リアクションやジェスチャーは、対面時より3割オーバーにしていますか?

 

リアルの面談と違い、オンライン形式では画面越しに相手を見ることになります。相手も同様です。画面越しの場合、細かなアクションや微妙な表情に気づきにくくなります。4つの留意点を意識することで、相手の微妙な変化に気づきやすくなるでしょう。

 

 

小川 隆弘、

キャリアコンサルタント、コーチ、研修講師

 

※本記事は『成果が出る1on1 部下が自律する5つのルール』(ごきげんビジネス出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。