まずは競合物件の「最安値」を調査する
Q.宿泊料は何を基準に設定すればいいの?
ゲストが物件を選ぶ際に、宿泊料は重要な判断材料となります。もちろん、どんなゲストにとっても、料金は安いほど魅力的。宿泊料が安ければゲストの満足度も得やすくなります。また、例えばホストを始めたばかりの段階でゲストに対してちょっとした不手際があったとしても、宿泊料が安ければレビューも好意的になりやすい傾向があります。
では、「安い宿泊料」とは、一体いくらくらいなのでしょうか? これを知るために、まずは、自分の物件がある地域にどのようなリスティングがあるかリサーチしてみましょう。競合物件がどの程度の宿泊料を設定しているか調べることで、同エリア内の適正価格を把握することが重要になってきます。
また、このときにチェックしたいのが、競合物件の最安値です。ある程度ホストとしての実績を積むまでは、この最安値を参考に宿泊料を設定することをおすすめします。
値上げは運営が軌道に乗ってから検討
長期で予約を獲得していくためにも、ホストになったら、まずはゲストから5つ星の評価を獲ることを目指しましょう。最初は最安値からスタートし、その後、目標の評価に到達し、物件の稼働率が70%を上回ったら、清掃料金や週末料金をアップするなどして様子をみましょう。もちろん、週末や繁忙期など、シーズンによって宿泊料金の価格設定を変更してもOKです。
価格を変更しても予約が安定していたら、物件の人気にあわせて基本料金を上げていくなど、徐々に段階を踏んでいくのもポイントです。
いずれにせよ物件のコストパフォーマンスのよさが、高評価のカギとなってきます。自分が設定する価格に対し、どのような設備・サービスがあればゲストが満足してくれるのか見極めながら、ホスト・ゲスト両者にとっての「適正価格」を見出していきましょう。
A.初めのうちは、同じ地域の物件を検索し、その中の最安値を参考に設定する。