区分オフィスはまだまだブルーオーシャン
一方で「Investment=資産防衛」の考え方は、少しずつですが広がりつつあるとも感じています。前著を2年前に出版して以降、不動産業界の変化を感じるからです。
マンションを建てて売っているような会社も今後はその道が厳しいと感じているようで、私と同じようにビルを扱う企業(上場企業)が出てきています。タマホームのような有名企業までもビル投資の価値に気づきはじめました。
この市場は今やブルーオーシャンからレッドが混じりつつある「パープルオーシャン化」してきているのです。
かつて、ワンルームマンション投資が出はじめた頃も同じような感じでした。最初、ワンルームマンション投資に対して、金融機関は融資をしてくれませんでした。
しかし、マイホーム購入よりも、投資用不動産のほうがデフォルトリスクは少ないことがわかると、徐々に融資されるようになってきたのです。今ではワンルームマンション投資は当たり前の世界になっています。
ビルも同じです。今はまだ「ビル投資=一棟買い」のイメージのほうが強いですが、徐々に区分オフィスのニーズが顕在化してきています。
これも考えてみれば当たり前で、事務所を借りたい企業は一棟ではなく基本的には1フロアで借りますよね。そんな当たり前のニーズが広がってきているだけなのです。このような投資機会を活かさない手はありません。
パープルオーシャン化してきている区分オフィスの中にも、まだブルーオーシャンと呼べる領域は存在します。
大手企業や上場企業の区分オフィスの場合、ビル一棟を仕入れてバラして売ろうとします。当然、利益が乗るのでビル一棟を階数で割ったときの各区分オフィスの単価よりも値付けは高くなります。
しかし、意図的に区分化されていない、単独で売っている区分オフィスであれば割安に買えることがよくあります。私は主にそのような物件を仕入れて、クライアントに提案しています。そのような目線で相場観を養い、不動産サイトや不動産会社とともに物件探しをすれば、割安な物件を見つけることはできるのです。
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