「幼少期から少年期にかけての性格やキャラ」を確認するワケ
もう1つの確認事項、「幼少期から少年期にかけての性格やキャラ」を確認する意図は、幼少期からのその個人の性格やキャラクターは、割とその後もベースは変わらない傾向が強いためです。
さらに、こうした質問は候補者としても事実で伝えやすいものです。事実ベースでは具体的な話ができるため、面談をする側としても価値観を推測しやすいというメリットがあります。
幼少期や少年期に、ガキ大将タイプだったのか、ついていくタイプだったのか、ガキ大将にアドバイス(入れ知恵?)をして巻き込んでいくタイプだったのか、周囲とどんな関わり方をしていたのか、先生とのかかわり方はどうだったのか……こうしたことを確認しましょう。
たとえば、ガキ大将タイプだったのであれば、その後、組織のなかでもリーダーシップをとって巻き込んでいくことが得意であることは多いと考えられます。どのタイプが良い、悪い、ではなくそうした候補者のタイプを想像して、いまの組織にあてはめてみて、フィットするかどうかをイメージすることは意外に重要です。
繰り返しになりますが、採用面談は法人が見極めるためだけの面談ではなく、候補者から見極められる機会でもあります。
上述のような少し変わった質問や、なるほどと候補者から思ってもらえる質問、面談でも勉強になったと思ってもらえる質問をすることで、企業側も見極めしやすくなると同時に、候補者にも好印象を残したり、より一緒に働きたい、と思ってもらえたりします。
大澤 亮
株式会社Piece to Peace
代表取締役CEO
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
注目のセミナー情報
【事業投資】1月13日(火)開催
トップ経営者が実践する節税方法を公開!
「即時償却による節税」×「想定利回り9.6%以上」×「手間なし」
無人運営コワーキングスペース「マイクロFCオーナー制度」の全貌
【国内不動産】1月17日(土)開催
建築会社だから実現する安定利回り6%・短期売却で30%超のリターン
東京23区で始める「土地から新築RC一棟投資」実践法
