5人に1人は老後の生活の前半で亡くなる
今回は配偶者に先立たれ、老後破産してしまった亀田さんの事例を紹介しました。厚生労働省が2017年に発表したデータによると、66歳まで生きている確率は約92%、75歳まで生きている確率は約82%とあり、75歳までに亡くなる確率は約18%ということがわかります。つまり、5人に1人は老後の生活の前半で亡くなっているのです。
夫婦共働きで2人分の年金に余裕を持てていると思っても、今回の事例のようにどちらかが先に若くして亡くなってしまった場合にはこういった問題が潜んでいる場合があります。
特に公的年金の制度については複雑であり、受給された人が周りにいて、「遺族年金をもらった」などの話を聴くことによって自身ももらえるものであると誤解してしまいがちです。
自身が受け取れるであろう公的年金の制度についても確認し、夫婦どちらか先に万が一があったときに家計がどうなるかも考えておく必要があります、
小川 洋平
FP相談ネット
FP
杉原 杏璃 氏登壇!
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
(入場無料)今すぐ申し込む>>
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月19日(木)開催
首都・プノンペンに続く有力な投資先
2025年「どこに」「何に」注目すべきか?
高度経済成長の波に乗る新・カンボジア不動産投資戦略
【国内不動産】12月21日(土)開催
「相続物件」に着目した「不動産投資」で
<利回り20%・売却益2,000万円>を実現!
超高齢化社会が生み出した「持て余し相続物件」の購入→売却益GETのスゴ技投資スキーム
【国内不動産】12月21日(土)開催
ちょっと待って、その中古アパート投資!
危険!節税や投資をアピールする「中古アパート投資」の落とし穴
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】