(※写真はイメージです/PIXTA)

「老後不安」が度々報道される現在。日々の生活に精いっぱいで、十数年後の暮らしなんてとても考えられたものじゃない……といった声も聞かれます。厚生労働省『中高年者縦断調査』では、中高年の17年にわたる変遷を調査しています。現況をみていきましょう。

「2040年問題」を知っていますか?

調査対象である団塊の世代は2022年、全員が後期高齢者(75歳)以上に突入しました。それに伴い、医療費・介護費は確実に増加すると考えられ、社会保険料のさらなる負担が危惧されてきました。実際に現在、増税の検討についての報道が相次いでいます。

 

そしてさらに不安視されてきたのが「2040年問題」。団塊ジュニアの方々(おおよそ1971年~74年生まれ)が65歳以上になり、生産年齢人口が大幅に減少、社会保障費が急激に増加すると推測されています。

 

日々の生活で精いっぱい……というなかでも、中長期的な問題は確実に存在し続けています。自身の就業状況、そして健康について、具体的な設計図を描けるのか。データの奥にいるのは未来の自分といえそうです。

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