(※画像はイメージです/PIXTA)

自由な働き方が注目されるなか、「ノマドワーカー」という自由な働き方に憧れを抱く人が増えています。しかし、実行に移す際には、準備を怠ると後々痛い目に遇うことも……。本記事では、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stone intechの中嶋遼太代表が、ノマドワーカーのメリット・デメリットや向いている人の特徴とともに、ノマドワークを実現するために事前に知っておくべきことを解説します。

ノマドワーカーのデメリット

ここまで、ノマドワーカーという働き方の良いことばかりを述べてきましたが、デメリットや懸念すべきことはあるのでしょうか。ここでは、実際に働き始めて感じるであろうデメリットを紹介します。事前に把握しておくことで、心の準備や対策を取ることができますよ。

 

孤独を感じることも…

ノマドワーカーは、多くの場合1人で仕事をすることになります。その影響で、孤独感を感じやすいでしょう。また、会社員のように同僚や上司とコミュニケーションを取る機会は皆無。社会から孤立したような錯覚や不安を覚えやすいので、心の準備をしておくといいでしょう。

 

筆者自身もノマドワーカーをはじめて1年間くらいは、このような不安を抱いていました。ただし、仕事が順調になってコミュニティが広がったり、より社会や人のためになると感じるお仕事がたまたま舞い込んだこともあり、現在はそのような不安は一切ありません!

 

環境によっては集中しづらいことがある

ノマドワーカーになるとオフィスが無いため、自宅と自宅外のカフェ等で仕事をすることになります。自宅で小さなお子さんがいて静かな環境が作れない方や、パートナーとずっと一緒にいることがストレスになる方もいます。

 

そのため、コワーキングスペースやカフェなどで仕事をすることになるのですが、周囲の音や人が気になったり、電源のあるカフェが無かったり、MTGなどで会話しづらいところだったりと、なかなかお気に入りのカフェを見つけるのに苦労します。

 

ノマドワーカー的な働き方をする場合は、自宅や滞在先の近くによさげなカフェがあるかチェックするといいでしょう。経済的に余裕がある方は、自宅とは別に作業スペースを賃貸する方もいます。

 

安定した収入が得られないことがある

恐らく、最大の不安は「安定した収入が得られるのか?」でしょう。フリーランスや個人事業主として働くノマドワーカーは、仕事の依頼がなければ当然収入が得られません。また、ひとつの取引先との仕事が完了したあと、次の依頼が得られず継続した収入につながらないことも……。これにより、収入が不安定になることがあります。

 

筆者個人の話ですが、まずは最初のクライアントに徹底して尽くし信頼関係を構築することで、長期的な関係を築くことに専念しました。それにより、目的となる案件は終了しても、なんでも相談してもらえるような関係となり、また次の仕事を依頼してもらえることもありました。そして、なにより紹介や口コミの力は無視できません。1人目のお客様に全力を尽くすことを徹底してみて下さい!

 

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