厚生労働省がまとめたところによると、今年の春闘の結果、平均妥結額は1万1,245円で、前年に比べて4,347円の増加、賃上げ率は3.60%となりました。しかし、生活は一向に上向く気配はなく、苦しさは増すばかり。その対応として「節約するほかない」という状況です。みていきましょう。
平均月収32万円だが…「蓋を開けて思わず二度見」40代サラリーマンが驚愕した、妻の手作り弁当〈衝撃の中身〉 (写真はイメージです/PIXTA)

1年以上も「暮らしぶりの悪化」を実感する日本人

――なんか最近、生活が苦しいぞ

 

そう思っている人も多いのではないでしょうか。日本銀行が1993年から定期的に行っている『生活意識に関するアンケート調査』、その最新となる第94回調査(調査実施期間:2023年5月11日~6月6日)によると、暮らし向きについて「ゆとりがなくなってきた」が56.8%。1年ほどの推移をみてみても、私たちの暮らしぶりは悪化の一途を辿っています。

 

【対前年比「暮らし向き」に関する意識】

◆「ゆとりが出てきた」

4.0%→3.7%→3.8%→4.1%

◆「どちらとも言えない」

44.4%→42.4%→39.7%→38.3%

◆「ゆとりがなくなってきた」

50.7%→53.0%→56.0%→56.8%

 

出所:日本銀行『生活意識に関するアンケート調査』

※数値は左より、91回(2022年9月)調査→92回(2022年12月)調査→93回(2023年3月調査)→94回(2023年6月)調査

 

暮らし向きの悪化の原因として、まず挙げられるのが物価上昇。同調査で物価に対する実感値を聞いたところ、前年と比べて「かなり上がった」は66.3%、「少し上がった」は29.2%。合わせて9割以上が物価上昇を実感しています。

 

【対前年比「物価」に対する実感(前年比)】

◆「かなり上がった」

46.4%→52.7→62.8→66.3%

◆「少し上がった」

45.4%→41.6%→31.7%→29.2%

◆「ほとんど変わらない」

5.9%→3.6%→3.2%→2.1%

◆「少し下がった」

0.5%→0.7%→0.6%→0.5%

◆「かなり下がった」

0.4%→0.7%→0.7%→0.5%

 

出所:日本銀行『生活意識に関するアンケート調査』

※数値は左より、91回(2022年9月)調査→92回(2022年12月)調査→93回(2023年3月調査)→94回(2023年6月)調査

 

スーパーに買い物に出かけるたびに「最近、なんでも高くなっているなぁ」と実感。このような日々はいつまで続くのでしょうか。