不動産投資を行う際に気になるのが、投資額に対する利益を表す「利回り」。不動産投資における利回りには、一般的に「最低ライン」などと呼ばれる基準があり、なるべくライン以上の物件を選ぶのが良いといわれています。しかし、これを鵜呑みにして良いのでしょうか? 考えていきます。
不動産投資「利回りの最低ラインは5%」を鵜呑みにしていいのか? (※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資で大切なのは利回りの最低ラインより安定性

不動産投資で大切なのは、高利回りの物件を見つけて、ハイリターンを得ることだと思われがちです。確かに優良物件を見つけだすことができれば、うまく運用できます。

 

ただし、利回りは経済状況や物価、ニーズなどの影響を受けて大きく変動するのが特徴です。しかも、投資額に余裕がない人が無理に高利回りの物件に投資するのはハイリスクです。したがって、無理なく着実に利益を生み出したいのなら利回りよりも安定性を優先して物件を探すべきであると言えます。目的によって異なりますが、利回りは3.0〜3.5%くらいを目安にすれば、十分に利益を生み出せます。

長期的に利益を得られる不動産投資を行おう

利回りだけを見て物件を探しても目的が達成できるとは限りません。利回りが短期的に変動するリスクは常に検討すべきです。世の中のニーズやまちづくりの状況は日々大きく変化しているため、利回りだけではなくもっと広い視野で物件探しを行うことが大切です。

 

利回り最低ラインは5%程度だといわれていますが、最低ライン以下でも目的を決めておけば、十分に利益を生み出せます。

 

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