賃金の差は縮まるばかり…“生きていくため”海外進出を
いま、経済成長や経済規模、家計資産、賃金などどれをとっても日本と新興国との差は縮まっています。日本人にとっての海外進出はむかしのニーズとは変わり、生きていくために、企業が存続するために必要なこととなっています。
パンデミックが落ち着いたいま、日本企業や日本人の多くが海外の市場に目を向け、海外に進出しています。まずは進出する国のことを調べ、その国のことをリスペクトすることから始めなければ、海外進出を成功させることはできません。
本来のダイバシティを理解していれば、このような失敗は少なくなるはずです。表層的ダイバシティばかりに目を向けるのではなく、深層的ダイバシティともしっかり向き合うことがこれからの日本人には必要ではないでしょうか。
これからは日本国内でのダイバシティに限らず、本来のダイバシティを理解することが大切になります。ただでさえダイバシティの感じづらい日本人は、海外に出て多くの外国人と触れ合うことが、ダイバシティ理解の近道と言えるのではないでしょうか。
村上 年範
クレディ・テック株式会社 代表取締役