(※写真はイメージです/PIXTA)

日本人の「海外移住したい国ランキング」14年連続トップのマレーシア。最近では、ご子息をグローバルな人材として教育するため、幼少のころから「母子留学・教育移住」をする方も少なくないことをご存じでしょうか。そこで、マレーシア移住・母子留学・教育移住のエージェント会社であるルシュエット代表、中村妙子氏に母子留学のメリット、デメリット、注意すべき点など最新情報をインタビューしていきます。インタビュアーをつとめるのはクレディ・テック株式会社代表取締役、村上年範氏です。

マレーシアへ「母子留学・教育移住」している層は?

村上年範(以降、村上) マレーシアは以前から、移住先として日本人に一番人気でした。そんななかでも最近、「母子留学・教育移住」が非常に増えているようです。日本人とマレーシアにどのような背景があって、母子留学・教育移住に注目が集まっているのでしょうか。

 

中村妙子(以降、中村) マレーシアは住みたい国ランキングに14年連続ナンバーワンに輝いていますが、これまではMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)というリタイアメントビザを使うケースが主流でした。

 

ですが5年ほど前から、少しずつ比重が教育移住にシフトしてきています。

 

その理由には、今年からMM2Hの取得が厳しくなったということもありますが、やはり 「子供をグローバルに教育したい」と考えるご家庭が非常に増えていることが挙げられます。

 

村上 日本人はやはり教育熱心ですもんね。とはいえ、海外移住や母子留学はハードルが高いと感じる方は多いと思います。年収や職業など、いったいどんな方たちが母子留学を決めているのでしょう?

 

中村 「様々なご家族が移住されている」というのが答えです。母子で来られる方は、これまで住んでいた家から旦那様は家賃の安い所へ引っ越して、その分浮いたお金でマレーシアに移住してくるという方もいますし、経営者で生活に余裕のある方もいます。

 

IT系のお仕事をされている方は、コロナをきっかけに会社に通勤せずオンラインで働けるようになったこともあり、以前より海外移住のハードルは下がったように思います。

 

村上 “お金持ち”、“場所を問わず働ける特別な人”が海外移住をするイメージが強いですが、そんなことはなく、グローバル化・ボーダーレス化が進む世の中に合わせて英語を学ばせるために、日本から比較的近いマレーシアが選ばれているということでしょうか?

 

中村 はい。富裕層の方、余裕のある方は多いですが、そうでないと移住できないわけではない印象です。

 

マレーシアのインターナショナルスクールは年間で、安いと50~60万円、高くて350万円ほどと幅があります。数も150校ほどあるので、お子様の将来や予算に合わせて幅広い選択肢のなかから選ぶことが可能です。

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