現物不動産投資と「J-リート投資」の違い

今回は、現物不動産投資と「J-リート投資」の違いなどについて見ていきます。※本連載は、株式会社フィナンシャルアドバイザーズ代表取締役社長・泉水京氏の著書、『不動産投資は“未公開の"「任意売却物件」を狙いなさい!』(かんき出版)の中から一部を抜粋し、普通の不動産投資とは違う、未公開のプラチナ物件を狙う「任意売却物件投資」とは何かを説明します。

不動産投資の収益のひとつとなる「インカムゲイン」

任意売却物件は、さまざまな種類のある不動産投資のなかの投資対象のひとつですが、不動産投資全体について、少しだけおさらいをしておきましょう。

 

不動産投資をひと言でいうと、「利益を得る目的で不動産に資金を投下すること」ということになります。具体的には、資金を投下して得たさまざまな不動産を、他人や企業に貸し出して収益を生むことです。

 

主な収益が賃料収入などによるものを「インカムゲイン」、取得した不動産を投資金額以上で売却して収益を生む「キャピタルゲイン」と言い、このふたつが、不動産投資で稼ぐ基本形になります。

 

キャピタルゲインは、土地やマンションなどを安く購入し、市場価格の値上がりを待って高値で売り抜ける方法で、日本では地価が急騰したバブル期によく見られた投資方法です。

 

バブル期を除いては、日本の不動産投資は土地や建物を貸して賃料を得るインカムゲインが主流となっています。

証券化を活用した不動産投資「J-REIT」

また不動産投資は、実際に保有するかしないかによってふたつに分けられます。土地やマンションを実際に取得して運用するものを「現物投資」といい、現物ではなく不動産を証券化したものを取得して運用するものを「リート(REIT:不動産投資信託)」といい、とくに日本で行われるものを「J-REIT」と呼んでいます。

 

実際のリートは、たくさんの投資家から集めた大きな資金で、オフィスビルやマンション、商業施設など複数の不動産などを購入します。そして、これらを運用して得た賃貸収入や売買益を、リートに投資した投資家に配当するのです。

 

現物もリートも不動産投資の仲間ですが、一般に現物投資は会社を〝経営〟する、リートは会社に〝投資〟するというイメージが強いと思います。

 

[図表]現物不動産投資とJ-リート投資の比較

株式会社フィナンシャルアドバイザーズ 代表取締役社長

昭和51年生まれ、千葉県千葉市出身。日本大学法学部卒業。平成11年、投資不動産会社へ入社(現ジャスダック上場)、平成18年「株式会社フィナンシャルアドバイザーズ」を設立後、リーマンショックに襲われる。米国サブプライムローンを発端に日本国内でも投資マンションローンの不良債権が顕在化、不動産投資はあくまで立地と購入価格次第と確信する。
平成28年7月現在、11期目を迎える不動産会社として顧客の信頼を得てセミナーや紹介営業中心に業務展開。紹介物件は、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡、そして米国ロサンゼルス・NZオークランド。 「不動産を通じてより良い人生」をモットーにしている。

著者紹介

連載未公開のプラチナ物件が狙える「任意売却物件」投資の魅力

不動産投資は“未公開の" 「任意売却物件」を狙いなさい!

不動産投資は“未公開の" 「任意売却物件」を狙いなさい!

泉水 京

かんき出版

超低金利を背景に不動産投資が活況を呈している。ところが、返済金利負担が少なくなったぶん、投資用不動産物件の値は上がる一方だ。利回りも2%が限界。3%以上の物件となるとバブル期前のワンルームしかないのが現実だ。 本書…

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