【NZ不動産】マーケットは「閑古鳥」でも…買いどきはいまといえるワケ ※画像はイメージです/PIXTA

ニュージーランドではクリスマスシーズン真っ盛り。従来なら不動産マーケットも活況の時期ですが、今年は一歩引いた空気です。高額物件の動きは静かですが、その一方で、ファーストホームバイヤーたちは熱心です。日本人投資家向けの面白い商品も登場。現地のベテランエージェントが解説します。※本記事は、2022年12月2日現在の情報に基づいて執筆されています。

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    クリスマス、「ファーストホームバイヤー」が走る!

    今年もついにクリスマスシーズン目前となりました。ちょうど今日は、オフィスの仲間とビールを片手に「クリスマスパーティ、どんな服を着ようか?」と談笑しつつ、新メンバーには過去のクリスマスパーティの写真を見せるなどして、安らぎのひと時を過ごしていました。

     

    さて、今年ラストスパートでのオープンホーム開催です。

     

    11月後半のブラックフライデーのセールで、ショッピングモールは多くの人々でにぎわっています。不景気だといわれながらも、みんなで買い物や食事を楽しみ、たくさんの紙袋を抱えて目利きしながら買い物する光景が各地で見られます。

     

    不動産業界は、毎年10月になれば、オークション売りの嵐です。「ここの家が買えなかったら、次へ行こう」とばかり、オークションの掛け持ちをしますが、正直、今年は閑古鳥…。とはいえ、ファーストホームバイヤーの人々は、買い物を楽しむ合間に、雨が降ろうが風が吹こうが、頑張って走り回っています。

     

    これまでも記事のなかで、何度かタウンハウスについてお話ししたとおり、私たちも複数の物件を販売中ですが、高額物件は例年に比べると静かで、無理をしない雰囲気が漂っています。訪れる人たちも「バーゲンハンター」が多い印象です。

     

    100万NZドルプラスで販売している物件は、オファーが出づらい傾向にあり、頻繁な問い合わせや見学があり、実際に商談へと進むのが、80万~90万NZドル台の物件です。開発会社のほうも、価格があと一歩伸びず、苦戦している様子が見て取れます。

     

    10月は、本来であればオークションが多い時期とはいえ、そもそもが祭日が続き、学校のホリデーもあり、家族旅行でオークランドを出る人が多くなる時期ですし、11月はブラックフライデーセールで買い物へと人の流れが変わり、不動産業界はいつにない苦戦の年となっています。

     

    そこに追い打ちをかけるのが、銀行金利上昇です。しかし、この値下がりの時期、資金に余裕がある人は強いです。上手く抜け道を見つけ、よい物件をお得な価格帯で手に入れています。また、家主様のほうも決して落胆せず、前向きに辛抱強く交渉を続けています。

     

    少し前に家を購入した方は「もう少し待っていれば…」と思われたかもしれませんが、ローンは多少なりともいまより金利の低い時期に組んだはずです。もちろん価格帯によってはそんな効果は吹き飛んでしまうかもしれませんが、賃貸費用の節約や為替レートなどを総合して比べてみてください。

     

    「買いどきは?」「いまです!」…と、いつも私たちは申し上げています。比べればきりがありませんが、人生には「家を買いたいな」「そろそろ賃貸から脱したい」等、検討する時期があると思います。そうです、「そのとき=いま」なのだと私は思います。

    コロナ禍、これまでにない「出会いと別れ」が…

    近年、コロナの流行によって仕事を失い、畑違いの職種から転職してきた方が不動産業界の道へ足を踏み入れてくれたことで、いろんな分野出身の仲間ができました。その一方で、今年は開港によってマーケットが回復し、元の仕事に戻っていく人たちもいるなど、いつにない「出会いと別れ」のシーンが多く繰り広げられました。それにより、長年にわたって不動産業界にどっぷり浸かっている人と、畑違いの場所から不動産業界に来た人の思考の違いや感覚の差が刺激となり、大変勉強になるという経験もしました。

     

    開発物件の販売は、工期の遅れという苦戦を強いられながらも、販売から完成へ至り、ファーストホームへの入居も無事に進んでいます。忙しいさなかにありながら、マイホーム完成のプロセス楽しむを若い世代。この記事が掲載される頃には、私たちのところでも、もうひとつのプロジェクトが完成する予定です。入居開始を喜ぶカップルもいるなど、これまでの家の売買とは異なり、半年から1年近くという、長いお付き合いのなかでの物件引き渡しを行うにあたり、途中、いろいろなドラマがありました。

     

    しかし、家が完成して入居が開始されると、これまでのドラマも思い出のワンシーンになっていきます。

     

    コロナ禍以降、「他界」「離婚」「破産」による住居の移動が多発したことで、不動産業界は失職とは無縁で、多忙を極めていました。もちろん、一時はマーケットが動かず、冷や汗をかいたこともありましたが、それは以前にも起こっていたこと、これしきゼロが続いてもびくともしません。もし冷や汗をかくのであれば、翌年でしょうか? 2年連続閑古鳥だと流石に苦しいですが、おかげさまで乗り切りれそうです。今年もこの調子で、クリスマスやお正月を、無事に過ごせることを期待しています。

    日本在住者にお勧めの「ホテルコンド投資」

    現在、ニュージーランドの中古物件は、日本在住者及び外国人は購入できない状況です。新築物件で政府の認可を受ける物件は購入ができ、投資運営が可能となります。

     

    この話題はこれまでの記事でも何度か執筆しましたが、最近のホットなものに、有名ホテルへの貸し出しプランと、居住用のレジデントアパートメントという商品があります。5年間の家賃保証つきです。これにより、資産分散の実現やニュージーランドへの居住のきっかけになるほか、ニュージーランドでビジネスを始めてみたい方にとっても最適な物件だと思います。

     

    2022年、無事健康で皆様と交流ができ、ありがとうございました。2023年も、ここオークランドから不動産の最新情報を発信し、読者の皆様の資産形成やビジネスに役立つ情報をご案内してまいります。

     

    まだまだ、世界は荒れております。自然豊富な癒しの国。一度ニュージーランドへお立ち寄り下さい。お待ちしております。

     

     

    一色 良子
    ニュージーランド在住不動産エージェント

     

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      Goo Property NZ LTD 代表取締役社長

      元ツアーコンダクター。世界を周る中で、オセアニアのニュージーランドとオーストラリアを添乗したことがきっかけで、NZオークランドに移住を決意。淡路阪神大震災を経験したこともあり、1996年にオークランドへ移住実行。

      「住居さえあれば暮らしは成り立つ」とワンルームマンションを購入したことがきっかけで不動産業界に参入。

      現地の大手不動産仲介会社Harcourts(ハーコウツ)にも所属し、セールスコンサルタントとして活躍中。日本人のクライアントからは「現地の事情に明るく、日本語の案内を受けられて安心」と喜ばれている。

      著者紹介

      連載現地スペシャリストがお届け!「ニュージーランド不動産」最新事情

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