つい甘いものを食べちゃう…は栄養不足のサイン!? ムシ歯だけでは済まされない、砂糖の甘すぎる罠【歯科医師が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

甘いものがやめられないのは、なぜなのでしょうか? 吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック代表・吉田格氏が解説します。

甘いものがないと死んじゃう!?

甘いものがなくては生きて行けない、死んじゃう…。

 

冗談で「死ぬ」という言葉をよく使うのが現代人。しかしこの場合、大袈裟ではなく本当にそう思っている人が多い、特に若い女子! そう、あなたの周りにもたくさんいるのではないでしょうか。

 

歯科医院では歯科衛生士がムシ歯予防のために、砂糖を控えるよう患者さんに説明します。しかし多くの場合すかさず「ムリ!」と返されます。

 

ところがその歯科衛生士も実は甘いものを手放せない…これでは説得力ゼロ! そもそも親身になれません。女性歯科医師も仕事だから仕方なく「甘いものは控えま…」と、語尾がフェードアウト気味。これが歯科医院アルアルなのです。

 

もちろんこれは女性に限った話ではないし、とりわけ女性にムシ歯が多いわけでもありません。しかし無意識に甘味に手を出す女性は多いもの。実はこれ、理論的に説明することができるのです。

 

ムシ歯だけでは済まされない、砂糖の甘すぎる罠と、その背景について書いてみます。

砂糖は、エネルギー源となる“三大栄養素”の一つだが…

皆さんは小学校の家庭科の授業で、三大栄養素というのを習いませんでしたか? 脂質・タンパク質、そして糖質ですよね。そして砂糖は糖質の一種でした。これらはみな、体のエネルギー源として利用できるという意味で使われ始めたそうです。

 

このうちタンパク質はエネルギー源になるにはなるのですが、他に大切な役割があるので、あまりそれに使いたくありません。

 

脂質はアブラですから、実はこちらを優先してエネルギーとして使ってもらいたいものです。ところが脂質をエネルギーにするには、そこそこ複雑な化学反応を経なくてはなりません。このとき中心的な働きをするのがミトコンドリアです。ミトコンドリアは赤血球を除くすべての細胞にある、強力なエネルギー産生基地で、三大栄養素はすべてここでエネルギーを産生します。

 

ところが、この化学反応がどうもうまく行ってない人が多いらしいことがわかってきました。

 

原因の一つが「鉄」の欠乏です。

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    吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック 代表

    幅広い知識・技術を中立的な立場から提供する、歯科自由診療専門医。
    レーザー・顕微鏡・栄養療法を歯科医療に取り入れ、健康保険だけでは解決困難な治療を手がける。

    1985年 日本歯科大学新潟歯学部卒
    1997年 吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック開設(東京都中央区)

    【所属】
    日本レーザー歯学会 (認定医 理事)
    日本顕微鏡歯科学会 (認定指導医 理事)
    日本抗加齢医学会(指導医)
    臨床分子栄養医学研究会(認定指導医)


    【著書】
    インプラントのすべてがわかる本(保健同人社)

    【吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニックHP】
    【著者に関する各種情報】

    著者紹介

    連載現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法

    ※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。

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