腰痛が治りにくい人の「意外な原因」
厚生労働省の「国民生活基礎調査(令和元年)」によると、有訴者率(自覚症状がある人の率)が高い症状の男性第1位、女性第2位が「腰痛」となっています。このように、多くの人にとって腰痛は「身近な悩み」といえます。
筆者の診察室にも日々多くの患者さんが訪れますが、腰痛を訴えて来院される人も非常に多いです。しかし、そのうち原因が特定できるのはわずか15%程度※1。残りの約85%は、原因が特定できないとされています。
一般的に8割~9割の腰痛は発症から5週間ほどで自然治癒するといわれており※1、多くの人が医療機関を受診することなく、自然と腰痛から解放されていますが、なかにはどれだけ医療機関に通院し、治療を継続してもほとんど改善しない人もいます。
この「なかなか治らない腰痛」の原因を考えるなかで、これまで長く専門医を続けてきた筆者は、ある考えにたどり着きました。
それは、「腰痛が治るかどうかは、年齢や生活環境、既往などだけでなく、「患者本人のパーソナリティも深く関与している可能性がある」ということです。
以下では、臨床現場から推察する、「腰痛が治りにくい人の特徴」をみていきましょう。
臨床現場から考える「腰痛が治りにくい人」の3つの特徴
神経質な性格の人
神経質な性格の人の場合、わずかなことにも過敏に反応し、自分を「病気だ」「治っていない」と思い込もうとします。
そのため、たとえ痛みが改善されたとしても、本人が満足する改善具合に至らないケースが多く、「右腰は痛みがなくなったけれど、まだ左腰の上部が痛い」といったように、痛みが残っている箇所を執拗に探そうとするのです。
また、このような方はたいがいまじめで几帳面な人が多く、うつ病を発症する重要な危険因子にもなります。
実際、慢性腰痛とうつ病の関係性については多くの研究が進められており、うつや不安、落胆などが腰痛と深く関連していることが判明しています。また、疼痛(とうつう)を緩和するために抗うつ薬が用いられるケースもあり、整形外科と心療内科が連携して治療にあたることも少なくありません※2。
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