日本株投資…絶好のタイミングといえる「8つ」の理由
理由①日米株価はリーマンショック後の上昇トレンド健在
2022年前半の調整はほぼ終わりつつあるのでは。リーマンショック後は12年で7倍になった米国株高(SP500指数)の推進力、デジタル革命によるイノベーションと企業利益増加趨勢は健在。年初からの20%下落で大底圏に到来した可能性が大きい。
理由②コロナ禍下で貯蓄急増、ペントアップ需要爆発。夏は大旅行外出ブーム
米国家計の預金はコロナ禍の政府支援と消費抑制で急増している。コロナ忌明けの夏、旅行需要爆発へ。
理由③米国でよいインフレ=賃金差縮小進行
ハードワークのトラック運転手、接客業給料急上昇、だが情報・金融・公益などの高給ホワイトカラーの実質賃金は低下し格差が縮小している。
理由④金融引き締め織り込み済み、米国金融市場の安定性強い
米国ソフトランディングの成功を金融市場は予見している。
10年債利回りは名目GDP(10%超)をはるかに下回る3%強レベルでピークアウトしたこと、リセッションの最有力予兆イールドカーブ(10年債利回り-FF金利)はマイナスになるには程遠い状況。FRBの利上げ一巡をすでに市場は織り込んでいる。
2005年グリーンスパンが謎(conundrum)と言い、バーナンキがglobal saving glutと言った、名目成長をはるかに下回る長期金利の状態が継続している。これこそ米国金融のアンカーであり、それは健在である。
理由⑤空前の円安恩恵の時代が始まった
購買力平価を3割以上下回る円安で国内投資、雇用増が活発化する。
理由⑥円安の恩恵がこれから顕在化する。最大の株高要因へ
理由⑦日本が観光開発力で首位になった。円安下で来客急増へ
理由⑧各国に遅れて日本にも住宅ブーム (バブルではない!) が到来、加速
武者 陵司
株式会社武者リサーチ
代表
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