投資期間6年…腕時計で得た純利益
そして、これら腕時計の利益は、それぞれいくらぐらいになったのかというと、以下の通りです。
【利益】
1.ロレックスミルガウス116400(未売却)
30万2000円
2.パネライルミノールマリーナPAM00050
7万2000円
3.パテックフィリップゴールデンエリプス3738/100J-012
20万2000円
4.カルティエパシャW31012H3
マイナス2万9699円
5.オーデマピゲロイヤルオーク4100ST
170万3600円
粗利益:224万9901円
ただし、ゴールデンエリプスと4100STには次のような経費が発生しています。それぞれの経費と、最終的な純利益(税引前)は次の通りです。
3.パテックフィリップゴールデンエリプス3738/100J-012
革ベルト代5万1700円
5.オーデマピゲロイヤルオーク4100ST
コマ代5万1000円/オーバーホール代11万1240円/分割払い手数料14万6292円
経費合計:36万232円
純利益(税引前):188万9669円
このように、この6年の間に約335万円分の腕時計(5本)を買い、2021年現在でそれらの売却額(売却可能額を含む)は約560万円になりました。
差し引き約224万円のプラスですが、一部の腕時計に36万円ほどのコストが発生したため、それを差し引くと、約188万円分の利益ということになります。
私が買った腕時計は、どれも自分自身が気に入ったもので、なかには「買った値段と同じ額で売ることすら難しい」と覚悟して買ったモデルもあります。
それがパシャW31012H3で、この5本の中で唯一赤字となっているのですが、それでも3万円以内におさまっています。他はすべて黒字ですから、全体としては大きな儲けです。
結局、たった5本でも、欲しい腕時計を「買って⇒使って⇒楽しんで」188万円ほどの利益を生み出すことができました。
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斉藤 由貴生
腕時計投資家
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