「マニアック」なモデルも相次いで値上がり
ただ、ロレックスやパテックフィリップは値上がりしてあたりまえ、という意見もよく目にするので、そうではない例も出しておきたいと思います。
タグ・ホイヤーカレラCS3111
2015年9月:約15万円
2021年10月:約52万円
2015年⇒2021年で37万円ほどの上昇
オメガスピードマスター3510.21
2015年6月:約22万円
2021年10月:約76万円
2015年⇒2021年で54万円ほどの上昇
カルティエパシャCW31024M7
2015年6月:12万円
2021年10月:約24万円
2015年⇒2021年で12万円ほどの上昇
いずれも、そこまで知名度が高いモデルではなく、2015年時点では10万円台、20万円台といった価格帯でしたが、2015年から2021年までにかけて10万円以上の上昇となっています。
ロレックス、パテックフィリップ以外といっても、オーデマピゲやヴァシュロン・コンスタンタンなど「いかにも値動きしそう」というブランドではなく、高級腕時計としては安価な価格帯かつマニアックなモデルの例でも上記のようになっているわけですから、上昇した腕時計の例は数え切れないほどあるといえます。
以上のことからおわかりのように、2015年に腕時計を買っていたならば、今頃は十分に幸せな気分になったことだと思います。
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斉藤 由貴生
腕時計投資家
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