(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年1月24日~1月28日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

先週の豪ドルの対円レートは、下落しました。1月25日に発表された豪州の10-12月期の消費者物価指数は、市場予想を上回って上昇しました。これにより、翌週に控えた豪州準備銀行(RBA)の金融政策決定会合で、債券買入れプログラムが終了されるとの観測が強まり、一時豪ドルは上昇しました。一方、米国でも連邦公開市場委員会(FOMC)でインフレ高進などを背景に早期利上げ観測が強まったことで米ドル高豪ドル安となった他、ウクライナ情勢に伴う地政学リスクの高まりも豪ドル安要因となりました。週間では豪ドルは対円で下落しました。

 

(注)左グラフは2021年1月28日~2022年1月28日、右グラフは2022年1月21日~2022年1月28日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年1月28日~2022年1月28日、右グラフは2022年1月21日~2022年1月28日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

先週の豪州3年国債利回りは、上昇しました。1月25日に発表された豪州の10-12月期の消費者物価指数は、市場予想を上回って上昇しました。これにより、翌週に控えたRBAの金融政策決定会合で、債券買入れプログラムが終了されるとの観測が強まり、豪州の3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。なお、1月26日はオーストラリアデーの祝日に伴い、休場でした。

 

(注)左グラフは2021年1月28日~2022年1月28日、右グラフは2022年1月21日~2022年1月28日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年1月28日~2022年1月28日、右グラフは2022年1月21日~2022年1月28日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年1月24日~1月28日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年2月1日)

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