(※写真はイメージです/PIXTA)

新年あけて2日目。まだまだ正月モード真っ只中です。街を歩いてふと目に入るのは、大きな口を開け、牙をむく動物一匹。丑が去り、寅がやって来たのです。

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今年の干支は「壬寅(みずのえとら)」!さらば丑

年が明け、2022年。コロナ感染拡大が落ち着きを見せる現在、初詣に行ったり、おせち料理を食べたり、福袋を買ったり……といった「特別な日常」が戻りつつあります。

 

一方で、時代・潮流の変化とともに失われてゆく文化も。年賀状の準備を進めるなかで、はじめて次の干支を知る……というお正月の恒例行事もその一つといえるでしょうか。

 

今年の干支は「壬寅(みずのえとら)」です。なお、十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類、十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類からなっており、これらを合わせて「干支」と呼んでいます。

 

十干には「猫」がいません。大人気の動物なのになぜ……との問いには、「ネズミに騙された」「十干を決める当時、猫がいなかった」など諸説あります。

 

東京都は昨年末、『年男・年女人口(推計)、新成人人口(推計)』を公表、住民基本台帳より、干支別の人口を推計しています。その結果が下記のとおり。

 

子(ね)・・・120.1万人

丑(うし)・・・120.8万人

寅(とら)・・・107.9万人

卯(う)・・・104.8万人

辰(たつ)・・・106.8万人

巳(み)・・・107.4万人

午(うま)・・・103.4万人

未(ひつじ)・・・110.1万人

申(さる)・・・109万人

酉(とり)・・・106.8万人

戌(いぬ)・・・111.6万人

亥(い)・・・118.8万人

 

人口の多い順に並び変えると、結構な人口差が明らかになっていることがわかります。

 

1位 丑(うし)・・・120.8万人/9.1%

2位 子(ね)・・・120.1万人/9%

3位 亥(い)・・・118.8万人/8.9%

4位 戌(いぬ)・・・111.6万人/8.4%

5位 未(ひつじ)・・・110.1万人/8.3%

6位 申(さる)・・・109万人/8.2%

7位 寅(とら)・・・107.9万人/8.1%

8位 巳(み)・・・107.4万人/8.1%

9位 辰(たつ)・・・106.8万人/8%

9位 酉(とり)・・・106.8万人/8%

10位 卯(う)・・・104.8万人/7.9%

11位 午(うま)・・・103.4万人/7.8%

「丑年生まれ」97歳、85歳、73歳、61歳、49歳

最多は「丑(うし)生まれ」。対象者としては、今年97歳、85歳、73歳、61歳、49歳、37歳、25歳、13歳、1歳になる方々が挙げられます。一方で最も少なかったのは「午(うま)生まれ」。92歳、80歳、68歳、56歳、44歳、32歳、20歳、8歳になる方々です。

 

ちなみに現在の東京の人口を年齢別に見ると、団塊ジュニア(40代前半~50歳)の層がもっとも多く、若年層は減少傾向が続いています。2060年にはそのまま人口が上にスライドし、85歳~となった団塊ジュニアがそのまま最多の層になると考えられています。

 

同世代、同年齢、同職業などのカテゴライズとは異なり、滅多に使わない/聞かない「干支別人口分布」。お正月で親族集う今、久しぶりに目にしたおじいさん、おばあさん、両親、我が子、おじさん、おばさん、甥姪、いとこ、はとこ、遠縁すぎてもはや誰かわからない親戚を前に「何を話したら……」となった際、干支を聞いて見るのも、この時季ならではのコミュニケーションといえるかもしれません。

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