(※写真はイメージです/PIXTA)

採用における、学歴での区分が問題となっています。学歴で採用の機会が左右されるのは不平等だ、という意見も、ひとつの指標とするのは当然だ、という意見もそれぞれ見受けられますが、そもそも「就職差別」とはなにを指す言葉なのか? そして「就職差別」の現状はどのようなものなのか? 厚生労働省の発表を見ていきましょう。

学歴フィルターは「公正」の範囲内?今後の選考は…

さて、厚生労働省が「公正な採用でない」としているのは上記のみであり、本人の学歴については何も触れられていません。

 

特に禁止された事項でもないのに、「学歴フィルター」の存在がネットでたびたび炎上していることは何だか不思議に思えるかもしれません。

 

ただ、「偏差値を能力として足切りに使えばコストがかからない」という意見にも納得できますが、一般に「学歴がよい」とされる大学で4年間特に何もしていなかった学生もいれば、「よくない」とされる大学で様々なことに打ち込んだ学生もいるに違いない、という考えにも共感できるのではないでしょうか。

 

企業がフィルターの存在を大っぴらにしていない事実だけを見ても、やはり学歴で区分するのが「よしとされていない空気」は伝わります。

 

採用選考の方法は多様化しています。大学1年生から内定を獲得できる企業や、なかには人狼採用、ラブレター採用などといったユニークな選考を取り入れた企業もあるようです。ベンチャー企業だけでなく、大手企業でも採用選考は様々になっています。

 

大学入試や小中高の学校教育も、偏差値重視のものから変化のときにあるので、従来の学歴フィルターの在り方はこれから少なからず変わっていくと考えられます。

 

「適性・能力」を探すよりよい方法を求め、今後、様々な選考が取り入れられていくことでしょう。

 

税務調査を録音することはできるか?
相続税の「税務調査」の実態と対処方法

>>>12/10(火)LIVE配信

 

カメハメハ倶楽部セミナー・イベント

 

【12/10開催】
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?

 

【12/10開催】
不動産「売買」と何が決定的に違うのか?
相続・事業承継対策の新常識「不動産M&A」とは

 

【12/11開催】
家賃収入はどうなる?節目を迎える不動産投資
“金利上昇局面”におけるアパートローンに
ついて元メガバンカー×不動産鑑定士が徹底検討

 

【12/12開催】
<富裕層のファミリーガバナンス>
相続対策としての財産管理と遺言書作成

 

【12/17開催】
中国経済×米中対立×台湾有事は何処へ
―「投資先としての中国」を改めて考える

 

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録