「FIREを目指す」早期リタイアにはいくら必要か…不動産投資・米国インデックスファンドのメリット ※画像はイメージです/PIXTA

「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとり、「経済的な自立」と「早期退職」を表す「FIRE」。アメリカで誕生したムーブメントは、日本にも流入しミレニアム世代を中心に支持されてきています。ここでは、FIREはどのようにして目指されるのかについて見ていきましょう。

最近よく聞く「FIRE」…いったいどんな仕組み?

FIREが目指す地点は「一生切り崩していける」莫大な資産を築き、早期リタイアして遊んで暮らす…ようなところではありません。ある程度の金額を貯め、資産運用で生活費を賄えるようになり、理想のライフスタイルを追求していく状態です。

 

 “ある程度の金額”とは人によって異なりますが、アメリカのインデックスファンドで運用するなら「生活費の25年分」の貯蓄をする「4%ルール」がスタンダード。アメリカ・トリニティ大学の研究で発表されました。

 

生活費の25年分の貯蓄があれば、毎年初期資産のうち4%の支出をしたとしても、資産は25年後には100%、30年後には98%の確率で残っているとの計算結果が出ています。

 

1年に400万円の支出があるとすると、400(万円)×25(年)=1億円の貯蓄をする必要があるということですね。年間4%の不労所得10000(万円)×0.04=400(万円)が得られれば、プラスマイナスゼロ。資産をほとんど減らすことなく生活できます。

「FIRE」米国インデックスファンド以外の投資先

ただこの4%というのは、アメリカ株式の年間成長率7%からアメリカのインフレ率3%を差し引いたものなので、投資先が日本株式、不動産、となれば異なってきます。

 

現時点までは、日本株よりもアメリカ株のほうが右肩上がりで成長してきています。

 

また不動産へ投資する場合は、空室リスクや天災によるリスク、業者の情報を鵜呑みにして「負動産」を掴まされるリスクがある一方で、コロナ禍のようなイレギュラーな状況下でも景気変動の影響を受けにくいというメリットがあります。いずれにしても、不動産を取得する前からよく吟味することが重要です。

 

どこを投資先に選ぶとしても、リスクは当然ゼロではありません。

 

4%ルールもあくまで理論ですし、将来に怯える心理は少なからずあるでしょう。FIREに成功し夢の早期リタイアをしたとて、働かないことで「預金を取り崩しているような恐怖」を感じる…、そんな実体験や指摘もよく聞こえてきます。

 

FIREの多くのリスクと「働かないことで貯蓄が尽きることへの恐怖」は完全には拭えないようです。

「資産運用だけで暮らすなんて可能なの?」への答え

ですが、FIREの1番のメリットといえるのは「働くことに縛られない」状態になれることです。コロナ禍でテレワークなど多様な働き方が導入されたことで、この考え方は20.30代の若い世代からも更に支持されるようになってきています。

 

FIREというと、完全リタイアして資産運用だけで暮らすイメージを持たれる方も多いのですが、なにも「一生働かない」人がほとんどというわけではありません。

 

資産を形成し、お金に困らない精神的余裕を持つことができれば、「働きたいときだけ働く」「自分のやりがいを感じることだけをやる」といった選択肢が生まれます。自由なライフスタイルには必須といえるでしょう。

 

もちろん現在やっている仕事にやりがいがあるなら、早期退職せずに経済的自立を果たし、人生を謳歌するという選択肢もあります。

 

FIREの成功・経済的自立を目指すムーブメントに乗り、若いうちから株式投資・不動産投資など資産運用を学んでみることに決して損はありません。

 

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

著者紹介

連載不動産投資は「やめとけ」?失敗からわかる不動産投資のいろは

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